Think Workstyle 第1回セミナーに参加してきました
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昨日(2012年6月19日)、6月としては2004年以来8年ぶりに台風が上陸したその時に「Think Workstyle」という快適なワークスペースの提案を行なっている会場で開催されたThink Workstyle 第1回セミナーに参加してきました。
Think Workstyle
この会場が渋谷駅から徒歩15分位のところにあって、台風で雨風が激しく蒸し暑くて途中で挫折したくもなりましたが、それだけの思いをしていった甲斐は十分にあるセミナーでした。
セミナーの講師はノマドワーカーで有名な安藤美冬さん
いつものブロガーイベントと違って「写真撮影オールOK」というアナウンスもなかったので、セミナー中の写真はこの一枚だけになります。
セミナーの骨格はこの3つ(これは安藤さんのプロフィールにも掲載されていますね)。
1、SNSでの発信とセルフブランディング
2、複数の肩書きで複数の仕事をする
3、ノマド的なあり方を追求する
セルフブランディング、ノマドと今流行のワードが並んでいるので最初は「う~ん、、、宣伝系のノリかな」なんて思いがあったのですが、安藤さんの経歴を聞いて、自分が生きていく上でどうすればいいのかを突き詰めていった結果たどり着いたということがわかりました。
実は安藤さんは順風満帆な社会人生活を送っていたのではなく、以前勤めていた会社を体調不良で退職することになり、それに伴って色々と振り返ったり先を見据えたりしたそうです。
閑話休題
セミナーの話しに戻ります。
SNSでの発信とセルフブランディング
ソーシャルメディアで発信するだけではなく、自分の「売り」を作る
⇒自分自身のキーワードを定める(タグをつける
この次の「複数の肩書き」ともつながる部分なんですけど、業務にしろなんにしろ細分化されている時代なので「オーランドプレイヤー」として活躍することはかなり難しいのが実情なので、自分の得意分野を明確にすることはとても重要になってくると思います。
複数の肩書きで複数の仕事をする
常に自分の小さな才能(芽)を複数の肩書きでマネタイズしていく
肩書きって1回決まってしまうとそこから外れた仕事をすることが難しくなるのは容易に想像がつくと思います。そこでひとつの肩書きに囚われないで多面的に自分を見ることが大事と。
ノマド的なあり方を追求する
ここがメインだったため、長くなっていますよ^^
現在ノマドはバズワードになっている、ものを持たないシンプルな暮らし
ノマドとは「遊牧民」のことで。
仕事や住まいに自分をあわせるのではなく、自分に合わせて仕事や住まいを変えるようになる
何をするか(WHAT)やどこに住むか(WHERE)からではなく、自分がどう生きるか(HOW)で住まいを変えていく
ノマドワーキングが選択されていくのか?
①低コスト、低リスク →オフィスにお金をかけない
②時間や場所の制約を受けずに働く
③ノマドは「花粉の運び手」
<余談>
安藤さんが「会社を辞めて数ヶ月は仕事がなくキツかった」と発言したことを受け、質疑応答で「ノマドワーキングを始めるにはリクスがあるのでは?」という質問がありました。
それに対して安藤さんは「軌道に乗るまでのリスクは確かにあるが、それはノマドではなくても同じ、ただノマドの場合初期投資、ランニング費用といったものが一般的なオフィスを構える起業に比べて低コストでできるのがメリット」といったニュアンスの回答をしていました。
また無駄に長くなりそうなので、ここからは気になったキーワードだけで(手抜きですみません
・ベースキャンプを複数持ち、場を使い分ける
・フェーズによって仕事環境を変えていく
・戦略的住まい選び
・競争社会から共生社会へ
・ルパン三世式ワークスタイルの実現
・ナンバーワンではなくてオンリーワンを目指す
・仲間と仕事を作っていく
・「露出社会」を生き抜く発信
・実績、経歴よりも魅力、キャラクター、発信力
・「キャラクターネットワーク」重視へ
中でも気になった、というか「なるほど」と納得してしまったのがルパン三世式ワークスタイルの実現という表現。これ要約すると「個性の強い仲間が集まって仕事を完結させる」ってことなんですけど、確かにあのルパン三世でさえ一人で完結できる仕事がないのだから、仲間って大事なんだよなと。
キャラクター設定の範疇だったりしますが、こういったメタファーは必要なことだと思います。
社会の変化に合わせた新しいワークスタイルがあって、それを実践する上での道標もできつつあることをしっかりと感じることができました。自分の家庭環境を考えると今すぐにワークスタイルを変更することは難しいですが、ひとつの方法として片隅に置いておきたいと思います。
貴重なお話を聞かせていただいた安藤さん、そして会場の提供及びセミナーを主催してくださったハーマンミラー、レノボの皆様ありがとうございます。
ハーマンミラー&レノボのショールーム
セミナーだけでなく、もう一つ楽しみがハーマンミラー&レノボのショールームだったのですが、時間的に遅かったこと、台風の影響で周りがもの凄く暗かったこともあってショールームではあまりいい写真が撮れず、、、
それでも、ハーマンミラーにはアーロンチェアの他にアーロンチェアライトシリーズ、セイルチェアといったアーロンチェアのノウハウを生かしつつ機能を絞ることで価格を抑えた廉価版もあることを教えてもらいました。
廉価版だけでなく、エンボディチェアっていうアーロンチェアよりも高い奴もあってそれら全部のチェアに座ることができ、再び「チェアが欲しい」症候群に陥ってしまいました(笑
<参考リンク>
・ハーマンミラージャパンと”Think Workstyle!”キャンペーンを実施
・Think Workstyle!
・安藤美冬オフィシャルブログ『Moving spree!』
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