Think Pad新製品発表 ブロガーミーティングに参加しました
当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。
2010年1月14日に開催された、Think Pad新製品発表 ブロガーミーティングに参加して、ThinkPadの新製品「ThinkPad X100e」と「ThinkPad Edge 13」の開発の話と実機に触れてきました。
正確には台数を数えていませんでしたが、会場には実機が各10台程度、そしてLenovoさんお得意(?)の分解モデルまである中々豪華なブローガーミーティングでした。
実際の挙動についてはLenovoさんのご好意で後日実機をお借りすることになっているので、そのときゆっくりと書くとしてここではLenovoさんから聞いたお話をもとに感じたことを書いてみます。
ThinkPad X100eとは?
11.6型液晶、AMD Athlon Neo プロセッサ搭載で最小構成では1.4kgのモバイルパソコン。
価格は59,850円(税込)~となっているので、いわゆるネットブック、UMPCのカテゴリーに入るパソコンですね。
あとカラーバリエーションが「ミッドナイト・ブラック」「アークティック・ホワイト」とWeb限定の「ヒートウェーブ・レッド」の3色あって、どれもマットな感じ何のも特徴です。
ヒートウェーブ・レッド
ThinkPad X100eについては、以前記事にしているのでそちらも参考にしてください。
ThinkPadブランドのUMPC「ThinkPad X100e」出ましたね
ThinkPad Edge 13とは?
13.3型ワイド液晶、AMD Turion Neo X2 Dual-Core搭載で最小構成では約1.6kgのベーシックノートパソコン。価格は79,800円(税込)~
CPUがデュアルコアで、液晶も大きめになっているので、低価格を求めてはいるもののネットブックとは違った使い方をする人向けのパソコンですね。
カラーバリエーションは、「グロッシー・ブラック」「グロッシー・レッド」の2色で、どちらも光沢があるところが特徴です。
光沢があって写真写りが・・・
※他社でもこのカテゴリーに注目しているところが多くありますね。
ThinkPad X100eとEdge 13はできのいい弟分という感じ
ThinkPad X100eとEdge 13では、価格を抑えるために安価なパーツの選択、そして安価なパーツを使っても強度を保つための工夫が随所に見られます。
同じ強度なら低価格で作れる方が進歩しているといえますが、それでいてマシスペックは他のThinkPadシリーズよりも控えめなところが特徴なんですよね。
マシスペックはBTOでなんともなるので、組み合わせ次第で他のThinkPadを抜ける余力と将来性をもっているあたりに「できの良い弟分」を感じてしまいました。
低価格でも質感と剛性を損なわない作り
軽くても剛性を上げるには軽量で強度の強いパーツを使うのが最短コースだと思います。ちなみに、ThinkPad X200はマグネシウム合金を使っています。
しかし、この手の材料はコストが高くなるのが一般的ですから、低価格パソコンに使用するのは難しくなります。そこでLenovoの開発陣がとったのはパーツ単体の剛性を求めるのではなく、パーツの組み合わせで剛性を高める方法です。
・・・っていってもここは話を聞いてもイマイチ理解し切れないところだったので、受け売りになります(笑
ただ、会場にあった分解パーツの中には荒く扱うと折れてしまうような物もあったので、組み合わせの妙がどれだけ凄いか分かります。
ThinkPad X100e
ThinkPad Edge 13
キータッチは思ったよりも悪くない
以前のレポートの時でも触れた、キータッチですが写真を見ただけで、現在使っているThinkPad X200とは違うのがわかっていましたが、その違いを気にしつつタイピングさせて貰いました。
キーの雰囲気はWindows系ではVAIOのType Xに近い感じですが、Lenovoの人はMac Bookに近いといってましたね。。
個人的にはキーが離れているのは打ち慣れていないのと、イベント中にThinkPad X200でメモを書いていたので最初はThinkPad X200との違いに違和感を憶えた部分もありましたが、少し慣れてくるとキーの適度な感覚や、打っているときの沈み込み&反応は決して悪くないように感じてきました。
若干中央が凹んでいる形状が打ちやすく感じた要因の一つかもしれません。
低価格でのリリースが前提とはいっても、この辺はさすがLenovoのキーボード開発陣が新たに投入してきたキーボードだけのことはあると思います。
ThinkPad X100eとEdge 13のポジショニング
気になっていたこの2機種のポジショニングについても、お話がありLenovoの考えているのはこの辺だそうです。
【ThinkPad X100e】
→ビジネスモバイルをメインターゲットに個人ユースも視野に入れている
【ThinkPad Edge 13】
→個人ユースのエントリーモデルがメインで、ビジネス向けも視野に入れている。
Xシリーズはやっぱりビジネス向けのラインナップなので、ThinkPad X100eもそれほどスペックアップができない状況であってもビジネスユース向けと考えているということですね。
確かに、ビジネスモバイルはがんがん作業をすると言うよりは、外出先でのメール、ネットのチェックやプレゼン資料の閲覧がメインになることが多いので、このサイズ・価格・スペックというのはニーズがありそうな予感です。
会社でパソコンを調達している立場からみてもこの価格帯なら「取りあえず導入」とか「1年で買い換えて常に最新のスペックで」なんていう買い方、使い方も可能だと感じます。。。ってLenovoの方に話をしたら「1年では壊れることはありません」と言われました(笑
逆に、ThinkPad Edge 13はデザインもちょっと派手目でビジネスに使うには雰囲気が違う感じがしていましたから、やっぱりという感じです。ただ、ThinkPadでは「個人向け」と明確に謳う製品は初めてだと思いますので、重要性がわかる製品です。
AMDプロセッサー搭載
ThinkPad X100eとEdge 13はクロック数等は違うもののどちらもAMD Athlon Neo プロセッサを搭載しています。
最近のCPU業界はIntelの一人勝ちのような状態になっていましたし、特にネットブックではIntelのAtomオンリーになっていたので、ここでAMDがLenovoとコンビを組んで製品を発表したことには大きな意味があると思います。
ちなみに、自宅のパソコンは自作機なのですが、CPUはAMDを選択しています。
SoldamのSTAJA Rhapsodyで自作開始
その他気になる点がいくつかありますが、Lenovoさんのご厚意でThinkPad Edge 13をお借りすることができたので、しばらく使ってみてまたレポートを書きたいと思います。
普段は中々聞くことのできない開発の話をしてくださったLenovoの皆さんありがとうございした。
ThinkPad X100e、ThinkPad Edge 13はLenovo Japanでどうぞ
Sponsored Links