THE WEB EC SUMMIT 2014でコンテンツの大切さを感じてきた #webecsummit
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2014年9月25日(木)に、 品川コクヨホールで開催された「THE WEB EC SUMMIT 2014」に参加してきました。名称的に何回もやっていそうなイメージでしたけど、実は今回が初めての開催だったようです。
※写真を撮っていいかわからず入り口の看板だけしか撮ってなかった^^
タイムテーブルを見ると、登壇するのがサービスを提供している企業の担当者のため、自サービスを紹介するのが多いかと思っていましたが、予想以上にコンテンツの話が多かったのが印象的でした。
これは終わった時にも強く感じたこと
THE WEB EC SUMMIT 2014全セッション終了。Eコマースが中心ではありましたが、コンテンツ面の話もあって参考になることが多かった #webecsummit
— yuji (@yuji_t) September 25, 2014
この辺はサミットのテーマでもある「次世代オンラインサービスだけが知っている成功へのカギ」という言葉や、公式サイトに掲載されている「ウェブサイトは出来た。次はどうする?」「ウェブサイトで成功することがゴール」につながっていくことだと思います。
ざっくりというと、サービスを利用し、乗っかるだけで成功することはなくて、情報を発信していく側がもっと工夫をしていかないといけないということなんですよね。それがサービスとしてのプラットフォームが整いつつある現在、より顕在化しているというのが流れなのか。
タイムテーブルの確認とポイントになりそうなところをレポートします。
タイムテーブルの確認
- オンラインビジネスにおける「成功」とは?
- 小さな可能性を大きな力へ ~ BASE ~
- STORES.jp のサービスデザイン
- BiND クラウドが掲げる Web の未来
- 売りたいものではなく知りたいことを提供(Jimdo)
- パネルディスカッション 1「オンラインビジネス成功のためのツールとは?」
- パネルディスカッション 2「ネットショップの変遷から見る、ネットショップ成功のカギ」
※1パネルディスカッション1では、モデレーターに東洋経済オンライ編集長の山田さんが務め、パネリストには株式会社 ブラケットの取締役 塚原さん、株式会社 デジタルステージの代表取締役 熊崎さん、株式会社 KDDI ウェブ コミュニケーションズの取締役副社長 高畑さんが登壇しています。
※2パネルディスカッション2では、モデレーターに株式会社技術評論社のクロスメディア事業部 電子出版推進室 室長 馮さんが務め、パネリストにはGMO ペパボ株式会社の代表取締役社長 佐藤さん、BASE 株式会社の代表取締役 鶴岡さんが登壇しています。
担当者ではなくて、経営陣がこぞって参加しているところにTHE WEB EC SUMMIT 2014の重要性が感じられますね。
自分のやりたいことに集中できる環境が整いつつある
タイトルや冒頭にも書いていますが、THE WEB EC SUMMIT 2014でポイントになっているのは、サービスを使ってくださいという姿勢ではなくて、サービスを使っていかに「早く」成功できるかに焦点があたっていたと思います。
今までだと、オンラインショップを開設しようとすると、ツールの勉強はもちろん下手をするとHTMLとかCSSとかJavaScriptとか様々な事(しかも本来のビジネスとは違う分野)を覚えないと始めることができませんでしたが、そのハードルが一気に下がってきて、本来のビジネスに集中できる環境が整ってきている感じがあります。
オンラインショップを始められるBASEにしてもSTORES.jpにしても、開設まで数分というのを売りにしているのがわかりやすいところです。そういった状況の中での仕事の進め方というか、戦い方というかそういったものの話が多かったと言えます。
なので、これとか
写真を撮るときには「商品の世界観」を意識することが大事。背景は必ずしも白である必要はない。by ブランケット 塚原さん #webecsummit
— yuji (@yuji_t) September 25, 2014
BiND、Jimdoとホームページ作成サービスのお話を聞いたのですが、どちらも「サービス」のことよりも「サービスを使って何を伝えるのか」といったコンテンツのことを話していたのが興味深い。
— yuji (@yuji_t) September 25, 2014
こういったことをつぶやくことになると
見出し、ブログ、メルマガがポイント
ここから少し具体的なところ(要は集客的なところ)として、、、
EC SUMMITなので、Eコマースよりの話になっていますが、ブログでマネタイズができること考えると、BiND CloudとJimdoのようなホームページ作成ツールでも共通する部分はあります。
【見出し】
単純に「見出し」といっても、商品のタイトル、商品の紹介文だけではなくて、SNSに流す見出し、ニュースサイトに紹介してもらう時の見出し、サイト内でのニュースに掲載する見出し等など、沢山のパターンがある。
中には文字数の制限がある場合もあるので、それぞれ合わせて最適な見出しを作ることが大事。もちろんインパクトのある(=クリックしたくなる)見出しにすることが重要。新聞の見出しが参考になる
【ブログ】
原点回帰ではないがブログも見なおしている
コミュニケーションツールとして情報をストックしやすいのが利点だと感じます
【メルマガ】
メールに力を入れている(HTMLメールのクリエイティブをアップする)、訴求力の高いメールを送ることができるのか?
メールアドレスの収集も大事
ブログ、メルマガともすでに枯れたツールだと思っていましたけど、SNSの拡散はタイミングが重要だしタイムラインが早くて捕まえるのが難しいため、手元に残って見直すことができることが最大の利点なのかもしれません。
インターネットならではの課題もある
ラストは少しネガティブですが、視点として「おっ!」と感じたところ
インターネットを介すると、お金を動かすところに「手数料」が発生してしまい、直接的な収入が減ってしまう仕組みになっている(by BASEの鶴岡さん)
例えばフリーマーケットで直接商品を100円で販売した場合、売り手にはそのまま「100円」が入るが、これをインターネットを経由した場合、クレジットカードの手数料や振込の手数料などが必要になり、手元には「80円とか60円」しか入らない。
ここがインターネットビジネスのマイナス面なので、ここをクリアするためにBitコインなどを利用するような流れが必要になってくると。特にBASEやSTORES.jp に参加している個人のスモールビジネスだと手数料費が大きくなってしまうのが課題になる。
本当は、もっと沢山のものを得ているし、アウトプットしたい点も沢山あるのですが、まとめきれないのでここまでにします。
登壇して話をしてくださった皆様、貴重なお話をありがとうございました。
また、運営に携わった皆様もスムーズな運営ありがとうございました。
今年が初めてということですが、Webで情報を発信するためのサービスを運営してる企業がまとまってのイベントはとても有益だと感じましたので、是非次回もTHE WEB EC SUMMITを開催していただきたいと思います。
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