防水・防塵仕様のGALAXY S5とウェアラブル端末の「Gear 2」or「Gear fit」でスマホの使い方が変わる?
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2014年4月17日(木)に一般公開はされていない、サムスン電子ジャパン株式会社の入っているビルにあるGALAXY SHOPショールームで開催された「最新グローバルモデルタッチ&トライイベント」に参加してきました。
最新グローバルモデルとなっていますが、実際にタッチ&トライした製品はタイトルの通り「GALAXY S5」とウェアラブル端末の「Gear 2」or「Gear fit」です。この製品は発表はされていて販売されている国もありますが、日本では発売日がまだ未定のレアアイテムになります。
GALAXY S5のここが凄い「4つ」のポイント!
GALAXY S5がグローバルモデル(要は世界共通で販売されるモデル)として拘ったポイントがこちらの4つ。
1、カメラ
2、防水防塵対応
3、選べる省電力モード
4、心拍数モニター
実は防水防塵は国によっては重要視されないところがあるそうですが、一部の国(って日本なんですけどね)では他のメーカーも力を入れているためマスト機能と捉えているようです。確かに日本のメーカーは防水防塵(特に防水)には相当力を入れていますから、サムスンとしても対応しないわけにはいかないですよね。
タッチ&トライの時間もあったので、4つのポイントを実機を交えて確認してみます。
<カメラ>
リアルタイムHDR(撮影中でもHDR効果が確認できる)
約0.3秒高速オートフォーカス(位相差オートフォーカス搭載)
フォーカス選択(撮影後にギャラリーからフォーカスを選択できる)
実際にGALAXY S5のカメラモードを使って試してみましたが、オートフォーカスは異常に早いですね。リアルタイムHDRは室内が明るいため、明確な効果を感じることはできなかったものの、HDRのON/OFFで明るさが変わることはわかりました。
<防水防塵仕様>
GALAXY S5は防水防塵の国際規格に対応していて、防水では「IPX7」を防塵では「IP6X」をクリアしています。
防水防塵仕様は各社ありますが、GALAXY S5が拘ったのはバッテリーが交換できること(=リアカバーが外せること)で、そのためカバーの裏側にシーリングが設置されています。
こちらは着せ替え用のカバーですが、ここにもシーリングがあります。
※スマートフォンのバッテリー駆動時間を考えた場合「予備バッテリー」が必要な場面も多くなるため、バッテリー交換ができる仕様にしたそうです。
正直これには驚きました。
水や塵を防ごうとすると全体をパッキンで囲って「ガードを固める」方式を取りがちですが、利便性も考慮した作りにするのは素晴らしいと感じます。
折角の機会なのに、実機で試すことができず残念だったのが「耐指紋、耐水フッ素特殊コーティング」をディスプレイに使用し、濡れたなかでも操作性が失わない点。サムソンの担当がいる時にやればよかった…
<選べる省電力モード>
GALAXY S5では「ウルトラ省電力モード」と「緊急時長待ちモード」の省電力モードを用意しています。
どちらも基本設定で「バックグラウンドの通信をカット」「画面をグレースケール(白黒)」にし、消費電力を抑えるようにしますが、「電話・SMSは常時ON(繋がる状態)」にして緊急時の連絡は取れるようにしています。
2つの違いは省電力モード中に稼働させるアプリの数になり、「緊急時時長待ちモード」のほうが設定できるアプリが多くなっています。
心拍数モニター
最後の一つは若干微妙な機能ですがGALAXY S5には本体の背面に「心拍数センサー」が搭載されていて、ここに指を当ててアプリを起動すると心拍数をモニターすることが可能になります。
正直スマートフォンでこれをやるのは面倒ですが、一緒に販売されるウェアラブル端末の「Gear 2」or「Gear fit」と組み合わせえることで、運動時の心拍数を計測することも容易になると思われます。
「Gear 2」が楽しすぎる!
GALAXY S5の本体の性能向上も今までのスマートフォンの「弱い所」をしっかりと確認して、対策をしているので素晴らしいとは思いましたが、それらを超えて感嘆の声を上げてしまったのがウェアラブル端末の「Gear 2」です。
これ
何が凄いって時計型の端末なのに
・フルハイビジョンサイズの撮影が可能
・音声コントロールでシャッターが切れる
といった「カメラ機能」が非常に充実している点
その他「アプリ」も充実しているし、スマートフォンを呼び出す(探す)機能も付いていて使い勝手は良さそうですが、とにかくカメラの凄さがそれらを押しのけてます^^
機器の関係で当日は撮影した写真をパソコン等で確認することはできませんでしたが、本体で確認する限りブログで使うには十分なクオリティで撮れていると思います(画面が小さいので綺麗に見えるという話もありますが…)。
現状ではGALAXY S5との連携に最適化されているため、他のアンドロイド端末やiPhoneとの連携では最大限のパフォーマンスを発揮できないのが残念なところですが、ウェアラブル端末としての魅力を非常に感じるアイテムでした。
余談ですが「Gear 2」のバンドは着脱可能になっていて、規格は一般的な時計バンドと同じため、バンドの交換が簡単にできるようになっています(細かいところですが何気に助かります)。
現状のスマートフォンはパソコンがベースになっていて、持ち歩く感覚で使っていますが(設定管理、バックアップ等パソコンが必要なことも多いし)、ウェアラブル端末が本格的に入ってくるとスマートフォンがベース基地になってくる日も近いように感じました。
構図的には
[パソコン>スマートフォン>ウェアラブル端末]というよりも
[パソコン≧スマートフォン>ウェアラブル端末]な感じ(微妙だけど大きい)。
当日参加した仲間うち(みんな結構なガジェッター)でも久しぶりにテンションの上がる端末という声も多く聞かれたので、今後の展開がとても気になる端末ではあります。
貴重な体験をさせていただいた、サムスン電子ジャパン株式会社の皆さまありがとうございました。
参考ページ
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