伝説のホテルという現実になる夢のホテルの話を聞きました

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昨日、アジャイルメディアさん主催の「未来のホテルを考える」ブロガーミーティングに参加して、伝説のホテルを作るザ･レジェンド・ホテルズ＆トラストの代表取締役CEO 鶴岡秀子さんの話を聞いてきました。

自分の社会人の始まりがホテルだったこともあり、職を離れたといってもホテルという言葉（というよりはサービス全般）にはそれなりに反応してしまうので、いつもと違った気持ちで話を聞かせてもらいました。

伝説のホテルのコンセプトや目指している所の凄さを感じたのは確かですが、ちょっと残念だったのは「サービスの具体的な内容」が聞けなかったことですね。

確かに、「お客様に合わせて最適なサービスを提供する」といった感じのお話はありましたが、それがあまり具体的ではなかったので、「なんでもするは、なにもできないと同じように聞こえてしまいました。

最もこれは自分が仕事をしていたホテルで「ノーと言わない」ということを基本に指導されていて、一定以上のレベルのホテルならサービスの基本になっていると感じているからだと思いますけど、伝説のホテルであればそれ以上に惹きつける何かが欲しかったです。

ちょっと思い入れが強くて厳しくなってしまいましたが、伝説のホテルのコンセプトはほんと凄くて、これが現実に継続していくことができるとなると、大きな変革がありそうな感じがします（また思い入れが強くて偉そうになってます。。。すいません）

そんな伝説のホテルについてちょっとまとめてみました

伝説のホテルの伝説たる所以

ザ･レジェンド・ホテルズ＆トラストの事業のスキームで面白いのは、そこに「チャリティ」の要素を取り入れてビジネスモデルを成り立たせていること。

チャリティの要素が入ることで、泊まった人だけではなく、世界中の人が幸せになれる仕組みを取り入れることになります。

そういった活動を5年、10年（鶴岡さんの視野には1000年後も入っていました）と続けていくことで、幸せの循環が生まれ、その中心になる「ザ･レジェンド・ホテルズ＆トラストのホテル」が伝説となっていくというストーリーです。

伝説のホテルを支えるミッションと７つの教え

なんとなく夢物語のように感じる伝説のホテルですが、その根底には次のミッションと7つの教えがあるので、聞いていて一段と現実味を感じることができます（って現実にホテルは出来るんですけどね）。

【ミッション】
「人が自分自身の素晴らしさに気づき
　本当の幸せを見つけるためのお手伝いをすること」

伝説のホテルを支えるトラスト事業

前にチャリティがビジネスモデルに入っていると、書きましたが、その他にも「ホテルオーナー制度」「ホテルメンバー制度」という、制度があります。

ホテルオーナー制度は、ホテルの建物を購入して、自分が使わないときに一般のお客様に利用してもらって、その収益の一部が還元される制度です。

ホテルメンバー制度は、ホテルの宿泊権を購入して、一般のお客様に利用してもらって、その収益の一部が還元される制度です。

これ、かなりざっくり書いてしまっていますが、収益の一部を利益とするのではなくチャリティに利用したりと単純な「投資」目的の制度ではありません。どちらかというと、伝説のホテルの伝説作りの手伝いをする制度だと言えます。

繰り返しになってしまいますが、これだけビジネスモデルがしっかりしている分、サービスの具体性の無さが気になってしまったんです。。。

伝説の原点

ブロガーミーティングで上映＆鶴岡さんのナレーションがあった、動画のプレゼンがWebサイトにありました。
これが「ドリームプランプレゼンテーション」でプレゼンした動画そのもののようです。

イベントに来れなかった人も、イベントにいたけどもう一度みたい人もどうぞ
（鶴岡さんのナレーションが良くて何回も見てしまった・・・）

THE LEGEND HOTEL「伝説の原点」（アクセスすると動画が再生されます）

おまけ

2010年6月に千葉県いすみ市岬町に開業予定の伝説のホテル第１号の模型があったので、楽しく撮影してみました（どこが何かはわからないので、キャプションはないです）

伝説の原点ではないですが、自分のキャリアの原点について考える機会をくださったザ･レジェンド・ホテルズ＆トラストの鶴岡さん、アジャイルメディアの皆様ありがとうございました。