やはりレノボは「質実剛健」だった
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バリューコマースEXPO2010でブース展示していたレノボですが、最近流行りの「3D対応」も「FFXIV推奨認定パッケージ」もなく、シンプルさを追求していて、まさに質実剛健という印象を受けました。
トレンドを追う目線とは別に個人的には「3D対応」も「FFXIV推奨認定パッケージ」も(現時点では)必要ないと感じているので、この潔さはほんと好きです。そんなレノボですが、今回の展示の目玉は「ThinkPad T410s」と「ThinkCentre Mシリーズ」の2台。
ThinkPad T410s
ThinkPad T410sは現状のThinkPadテクノロジーの粋を集めた14.1型ワイドのA4ノートサイズ、しかも光学ドライブも搭載したフラッグシップモデルです。の割には、慌てていたせい&ThinkCentreに気を取られていたせいで写真全く撮ってません、完全に不覚を取りましたorz
スペックについては、以下にまとめますが14.1型ワイドの約1.79kgの軽さなので、出先での作業がヘビーになる出張や勉強会といったシーンでの使い勝手はよさそうな感じがします(さすがにリアルモバイルと呼ぶにはしんどいですが…)。
※実際自分もThinkPad X200で勉強会等に参加していますが、モニタが小さいのでプログラミングの時には画面の切り替え等苦労することがあります。
ThinkPad T410s スペック
OS | Windows 7 Home Premium Windows 7 Professional ともに32bit版、64bit版が選択可能 |
プロセッサー | インテル Core i3 プロセッサー インテル Core i5 プロセッサー (カスタマイズによる選択) |
セキュリティー・チップ | あり |
最大メモリー容量 | 最大8GB |
メモリースロット数 | 最大2 |
HDDタイプ | シリアルATA/1.8インチ |
光学ドライブタイプ | ウルトラベイ・スリム(脱着式、T410s専用) |
ディスプレイ | 14.1型液晶 WXGA+(1440×900) LEDバックライト |
ビデオ・チップ | チップセット内蔵/NVIDIA Optimusスイッチャブルグラフィックス |
ワイヤレス | 搭載可能/WiMAX搭載可能(カスタマイズによる選択) |
イーサネット | 10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T |
カードスロット | Expressカード/34 x1 もしくは 5 in 1 メディアカード・リーダー (カスタマイズによる選択) |
指紋センサー | 搭載可能(カスタマイズによる選択) |
ポインティング・デバイス | ウルトラナビ(TrackPoint+マルチタッチ・タッチパッド) |
本体寸法 (幅×奥行き×高さ) | 337 x 241.5 x 21.1- 25.9mm(6セルバッテリー搭載時) |
質量(バッテリー・パック、を含む) | 約1.79kg(6セルバッテリー搭載時) |
バッテリー・パック | 6セル Li-Ionバッテリー |
【価格】
価格はカスタマイズ次第で大きく異なってきますが、2010年11月17日の確認時点では最小構成で139,860円(税込・キャンペーン価格)、最大構成で309,540円(税込・キャンペーン価格)となっています。
※最大構成にするにはハイパフォーマンスを選択したほうが割引率が高いことが多いです。
ThinkCentre M90z
ThinkPad T410sに目もくれず、チェックしまくっていたのが、レノボでは珍しい一体型パソコンの「ThinkCentre M90z 」です。
スペックについては後で詳細を書きますが、一体型というだけあってモニタの裏側にパソコンの機能がすべて入ってるのが最大の特徴です(まあ、他社製品でも一体型は数多く出ているので真新さはないですけどね)。
ただ、個人的に見ていて工夫されているなと感じたのは、リアのパネルが簡単に取り外くことができて、HDDの交換、メモリの追加といった結構ディープな作業が簡単に行えるようになっている点です。
ThinkCentre M90z 背面
ThinkCentre M90z リアパネル
普通一体型だとこの辺は触らせたくないため、厳重に隠すところなんですがメンテナンスまで考えて作っているあたりにBTOメーカーのレノボらしさを感じました。
あと、ちょっと細かいところなんですが、光学ドライブがスロットインタイプではなくノートPCにあるようなトレータイプを採用しています。
ここは何気に重要でスロットインタイプでしかも縦置きになっているドライブはメディアを読み込まない、入れたメディがが出てこないなど意外と故障が多くて、しかもパーツの交換ができないため修理に出すには本体ごと出さないといけないため、かなり大掛かりなメンテンスになってしまいます。
それがトレー型でユニットになっていれば、万が一ドライブが故障したとしてもパーツ交換レベルでメンテンナンスができます。
一体型のデメリットをしっかりと消しているな…というのがThinkCentreの印象です。
ThinkCentre M90z スペック
OS | Windows 7 Home Premium 32bit Windows 7 Professional(32bit版、64bit版が選択可能) |
プロセッサー | インテル Pentium デュアル・コア プロセッサー G6950 インテル Core i3 プロセッサー インテル Core i5 プロセッサー (カスタマイズによる選択) |
フォームファクター | 19型ディスプレイ搭載オールインワンPC 23型ディスプレイ搭載オールインワンPC |
本体スタンド | フレーム・スタンド モニター型スタンド |
最大メモリー容量 | 最大4GB |
HDD | 250GB/320GB/500GB |
光学ドライブタイプ | スリム・DVD-ROM スリム・DVDスーパー・マルチ カスタマイズで選択可能 |
ビデオ・チップ | 内蔵グラフィックス |
イーサネット | 10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T |
カードスロット | |
本体寸法 (幅×奥行き×高さ) | 470×111×396mm |
質量 | 9.04kg |
【価格】
価格はカスタマイズ次第で大きく異なってきますが、2010年11月17日の確認時点では19型のM70zシリーズが最小構成で81,900円(税込・キャンペーン価格)、最大構成で156,450円(税込・キャンペーン価格)、23型のM90zシリーズが最小構成で89,880円(税込・キャンペーン価格)、最大構成で178,710円(税込・キャンペーン価格)となっています。
※最大構成にするにはハイパフォーマンスを選択したほうが割引率が高いことが多いです。
ThinkPad T410sもThinkCentreも派手さはないですけど、ユーザーがほしがっている機能をしっかりと実装しているあたりは流石レノボ、押さえてるところを押さえてるなという感じです。
ユーザーのニーズがかなり分散化しているのは事実ですが、レノボにはすべてを押さえるようなやり方(悪く書くと無理に手を広げる)はしないで、現状の路線をしっかりと守って進化していってもらいたいなと思います。
すいません、最後ちょっと生意気書きました。
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