ワーナー・オンデマンドブロガーミーティングに参加しました

2010-01-08［イベントレポート│参加レポート］

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2010年最初のブロガーミーティングとなった、ワーナーエンターテイメントジャパンの動画配信サイトであるワーナー・オンデマンドのブロガーミーティングに参加し、ワーナー・オンデマンドの話やワーナー・ブラザースの話、そしてJ・J・エイブラムス監督の最新作「FRINGE」の試写を見てきました。

まあ「FRINGE」は2月24日に配信予定なので、現状ではワーナー・オンデマンドのコンテンツじゃないんすけど、かなり楽しめたので良しとします（このレポートでは「FRINGE」の感想は書きません）。

ミーティングのレポートの前に・・・
自分でも書いていて混乱しているので名称の整理をします。

【ワーナー・ブラザーズ】http://www.warnerbros.com/
　→アメリカ・ハリウッドの映画会社・映画スタジオ
（正式名称はワーナー・ブラザーズ・エンターテインメント[Warner Bros. Entertainment, Inc.]）

【ワーナーエンターテイメントジャパン】http://www.warnerbros.co.jp/main/homepage/homepage.html
　→ワーナー・ブラザース・エンターテイメント・グループの一員で、日本の映画配給会社

【ワーナー・オンデマンド】http://wod.jp/
　→ワーナーエンターテイメントジャパンが運営する動画配信サイト

ワーナー・オンデマンドはあくまで、日本法人であるワーナーエンターテイメントジャパンの運営と言うことがポイントですね。再確認してスッキリしました（笑

ワーナー・ブラザーズのお話

で、ここからミーティングのレポートです。

まずは、ワーナー・ブラザーズの話から・・・メモから転記なので箇条書きでいきます。

1923年に会社設立今年創立85年（プレゼン資料には「85 Year Strong」とありました）

全世界で売上ベスト１、映画のタイトルは7000本以上

フランチャイズと呼ばれるシリーズで続く映画タイトルが数多くある
→ハリー・ポッター、マトリックスなど

テレビシリーズも多くある
→ER、コールドケース、ヴェロニカ・マーズなど
　確認したら、ターミネーターサラ・コナークロニクルズもですね

BOX OFFICE（映画館）でNo.1の興行収入、アメリカで2,000億円突破

アメリカの映画だけではなく、日本の映画も作り始めている。
・デスノート
・彼岸島
・忠臣蔵
・ウルトラ銀河伝説

ハリウッドリメイクというわけではなく、日本の作品を日本の役者で撮っているといことですね。ワーナー・ブラザーズが作っても日本語で(主な市場が)日本向けなら「邦画」となるのかな？

ワーナー・オンデマンドのお話

エンドユーザーと直接触れる機会を得たいと思っていて、そのきっかけの一つとして立ち上げた。

映画配給会社はあくまで映画館に作品を収めるのが仕事なので、エンドユーザーとの接点は意外と少ないらしい。ちょっと考えると当然なんですが、インターネットの台頭で今までの商習慣を崩してコンテンツホルダーが動いたと考えるとかなりドラスティックな動きとも言える。

後半のQ&Aでもこの点について質問がありましたが、直接のやりとりをすることで、より具体的な情報（マーケティング的な情報）を集めることができるので、作品へのフォードバックの精度も高くなってくると考えている部分もあるそうです。

ワーナー・オンデマンドの特徴

ワーナー直接から配信できる
そのため、DVDになっていないものの配信も可能

ポイントをご購入して、ポイント交換という形式で動画を視聴する。作品によってポイント数が違っている。

＜ポイントの注意事項＞公式サイトの良くある質問より

「ワーナー･オンデマンド」でご購入いただいたポイントは購入月の翌々月末には失効してしまいます。プレゼントで獲得したポイントはそれぞれプレゼントキャンペーンによってポイントの期限は異なりますので、プレゼント応募時にご確認ください。

結構期間短いですね・・・ボーナス時期に一気にポイントを購入して取っておくことはできないんですね。

ちなみに、動画はMPEG2で配信しているので、Macintoshでも視聴ができる。

動画をストリーミングして視聴期限のある「レンタル方式」と動画をダウンロードして視聴期限のない「セル方式」の２種類あって、ユーザーは選択できる。ただしセル方式はMacintoshには対応していない。

パソコンで見た続きを携帯で見ることもできる（現状はドコモ端末のみ対応）。もちろん携帯で見ていた動画の続きをパソコンで見ることも可能。

なお、ダウンロードした動画はバックアップとしてコピーをすることはできるが、ダウンロードしたパソコンでしか見ることができない。

動画の保護はDRM（コンテンツ保護）を使っているらしいですが、ここは詳しく話をしてくれなかったし、自分も詳しくないので言葉だけでご了承ください。

公式サイトの良くある質問では、「ADSL 10Mbps相当以上の高速インターネット環境 ※光ケーブル接続推奨」となっていますが、会場＆隣に座っていたムジログのwackeyさんの証言からイー・モバイルでも十分見られるそうです。

※イー・モバイルの場合は通信する場所が問題になるので、場所によってはしんどいかもしれません

ワーナー・オンデマンドってどうよ？

ブロガーミーティング＆レポートを書くために色々見たなかでの判断ですが、自分のなかでワーナー・オンデマンドは映画館に行く感覚で自宅で映画（ドラマ）を見るサイト、という印象ですね。

ドラマも多いので、テレビ感覚、DVD感覚で見るのもありだとは思いますが、やっぱりその時にしか見られないつもりで見るのがいい感じかな～と思います。まあ、普段の生活でも録画したテレビ番組を見直すなんて事はほとんどないですから、録っておいても次に見るのが何時になるかはわからないですし（笑

映画という感覚でいうとい、１回見て気に入ってもう１度見たいと思ったら再度購入してもいいのかなとも思います。もちろん時間がある程度空けばですが・・・

そういう意味でいうと、レンタルだけ十分なんじゃないかと思ったり、思わなかったり。。
いや、、でもこれは個人の意見なので、もっと違った視聴方法をする人も必ずいますし、箱物の映画館と違ってオンデマンドは様々なニーズに応えられる「幅と奥行き」を持っていると思うので、柔軟に対応していって貰えると利用者も増えてくる気がします。

なんかまとまり無く書いてしまいましたが、コンテンツフォルダーであるワーナーエンターテイメントジャパンがやっているので、今後どれくらい広がっていくか楽しみです。

今回はワーナーの貴重なお話を聞かせていただき、また日本未公開の「FRINGE」を上映してくださったワーナーエンターテイメントジャパンの皆さま、本当にありがとうございました。

長くなったついでで、FRINGEはアマゾンでは予約開始してますね。