Kマウント 最上位機種 一眼レフ「PENTAX K-3」発売前タッチ&トライ ブロガーミーティングに参加!!
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リコーイメージング株式会社が11月1日に販売を開始した、Kマウント 最上位機種 一眼レフ「PENTAX K-3」を発売当日にリコーイメージングスクエア新宿(元ペンタックスフォーラム)で体験させてもらいました!!
デジカメ&一眼レフのイベントには多数参加していますが、PENTAXは個人的にも「PENTAX K-x」を使用していることもあり、いつもよりも気合を入れて参加しましたが、期待を裏切らない製品になっていました。
ペンタックス、リコーのカメラの歴史
まずは、リコーイメージング株式会社の広報を担当している川内さんからペンタックス&リコーのカメラの歴史から(まあ企業イベントとしては定番ですね)。
と、その前に
カメラメーカーの動向に詳しい人なら「当たり前」に感じることかもしれませんが、知らない人もそれなりにいるので、、、
リコーイメージングという会社は、ペンタックスとリコーのカメラ事業部がひとつになった企業で、2011年10月1日にリコーの100%子会社としてペンタックスリコーイメージング株式会社を設立、2013年8月1日 社名をリコーイメージング株式会社に変更。
※大事なところが撮れてないorz
細かいところ、、、
リコーに譲渡されたのは、ペンタックスの「イメージング・システム事業(デジタルカメラ・双眼鏡等の光機部門)」のみで、ディカル事業(医療用内視鏡、人工骨)はTIアサヒ株式会社は測量機器で「ペンタックス」ブランドを使用しています。
ペンタックスカメラの歴史。
ペンタックスは「世界初」が多く、やたらと一眼レフをリリースしている点が特徴的
リコーカメラの歴史
1950年販売の「リコーフレックス」は当時の日本の全カメラ生産量の50%以上を占めた大ヒットモデル
驚いたことに、「XR-1/XR-2」ではレンズマウントにKマウント(PENTAX製)を採用しています。
この辺りから2社の協力関係ができていた模様
PENTAX K-3の特徴
イベントの後半では「タッチ&トライ」の時間もありましたが、今回はなんと実機「PENTAX K-3」を長期間モニターでお借りすることになったので、製品に関しては使っていくかなでレポートしていきたいと思っているので、ざっくりと流します。書きたいことが沢山あるのでどうレポートするかは検討中です^^
製品コンセプトは
最強のフィールドカメラ!!
K-3の前に出ているモデル「PENTAX K-5Ⅱ」との比較をみると重要なパーツ&スペックに関してはほとんど新しくなっている。
PENTAX K-3の製品について詳しく紹介してもらいましたが、PENTAX K-xユーザーの自分から見てポイントになってくるのが次の4つ
1、高画質
2、格段に向上したAF性能
3、フィールドカメラとしての信頼性
4、プロが使える動画機能
詳しく書きたいところですけど、長くなるので写真だけ
PENTAX K-3のデザイン
続いて登場したのが、PENTAX K-3のデザインを担当した浜村さん。
浜村さんはデザイナーとしてではなく、生粋のカメラ好きらしく個人でも多数のカメラを購入していて、撮影にもよく出かけるそうです。それだけにユーザー目線に近いカメラを作れるということですね。
一眼レフのデザインの肝は、(一眼レフはファインダーをのぞきながら操作するため)使用中には操作部が全く見えないという点。そのため「外観のデザインと操作性のデザインを両立させる」必要がある。手の感覚を無視してデザインできない。
この時点でPENTAXのカメラ作りが、ライブビューモニターがメインではなくファインダーがメインになることがわかります。技術的なものもあるかと思いますが、拘りと考えていいかなと思います。
ここも面白い話が多かったので詳しく書きたいところですけど、長くなるのでざっくりと(こればっかだな)
色々とでてきますが、デザイン面でのマストは大型化しないこと、これにつきます。色んな機能が追加される中でサイズを大きくできないため、デザインに「解」を求めてくることになっています。
AF測距点が増えた分、スーパーインポーズのユニットが大型化(ペンタ部を前に出すしかない)
解:光学プリズムをヒントにロゴの周りを面取り、出っ張り感を低減し、よりシャープに
カードスロットが2つになった(高さは大きくできないので、重なるしかなく厚みが増える)
解:グリップの調整で厚みを調節
AF測距点の移動をもっと自由にしたい(ボタン配置を全部見直し)
解:8方向移動を可能にするため、十字キーを修正(キーの間隔を近づけ、触感で斜めを感知できるように)
PENTAXの広報&デザイナーとも熱すぎ!
今回のイベントでは、広報を担当している川内さんとデザインを担当した浜村さんにお話しを伺ったのですが、お二方とも製品に対して熱い思いがあるせいか 話が長い 話がつきなくて脱線はするはマニアックな方向に向くなど司会者泣かせの様相になっていました^^
徳力さんは苦笑いしていましたけど、聞いている方としては公式サイトの情報やネットで集められる情報には絶対にない話が聞けたので非常に楽しい時間でした。
その一例がこの変(気づかれにくいマニアックな小ネタシリーズ)
製品編(川内さん)
・モードダイヤルのロック解除レバー
・8方向十字キー
・再生時等倍表示
デザイン編(浜村さん)
・電源レバーの感触をソフトにするため形を変更
・縦位置グリップのホールド性も向上
写真と文章をみると「??」というポイントもありますけど、既存のパーツを使うとコスト的にも安くできますし、開発としても楽になるところですが、そこを妥協しないで考えられるベストのものを作るという観点から製品作りをしていることがわかります(マニアックになるのは、使い込んでいる人も対象にしているからですね)。
ユーザーでも気が付かない人もいるくらいのところだと思いますけど、そこに拘るところがPENTAXらしいという点です。
※諸々あって、現在はリコーイメージング株式会社になっていますが、PENTAXブランドのカメラ作りに関しては完全にPENTAXの系譜が受け継がれています(レノボのThinkPadみたいなものです)。
まとめ
どうも、取り留めのないレポートになってしまった感がありますが、ペンタックスの(あえて)製品作りにかける思いそしてこだわりが非常に伝わってくる内容で、聞いているほうも引き込まれ時間を忘れる内容でした。
このレポートに書ききれていないことも沢山ありますし、製品をお借りすることもできましたので、タイミングをみて別途紹介していきたいと思います。
川内さん、浜村さんをはじめとするリコーイメージング株式会社の皆さま、そしてイベントを主催してくださったアジャイルメディア・ネットワークの皆さまありがとうございました。
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