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見えないパーツにもこだわっている、マウスコンピューターのPC作り

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2011年6月17日に開催された「マウスコンピューター アフィリエイターズ カンファレンス2011 夏」に参加してきて、マウスコンピューターのパソコン作りのこだわりについて聞いてきました。
マウスコンピューター

BTOメーカーって市場にあるパーツを集めて単に組み立てて販売しているだけでしょ、、、、と単純に思っていたんですが、それはまってく間違っていました。


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マウスコンピューター

カンファレンスでは製品のラインナップや今後のロードマップなども聞かせていただきましたが、その辺は各製品を紹介するときにでも触れるとして、今回のレポートでは「マウスコンピューターのパソコン作りのこだわり」についてフォーカスをあててみたいと思います。

マウスコンピューターのこだりの大きなポイントは次の5つ

マウスコンピューターのデザインへのこだり

マウスコンピューターでは社内に工業デザイナーを抱えていて、その人達がケースのデザインを行っているそうです。

また、製品にする工程もモックアップから始まってプロトタイプを幾つも作っていきながら、デザイン面だけではなく操作性等のチェックも念入りに行ってから実際の製品としてリリースしているそうです。

どうりで最近のマウスコンピューターのケースはオリジナリティがあってしかもオサレになっていると思ったら、そういった努力があったんですね、、、だって自分の記憶にあったマウスコンピューター(多分5年以上前)の筐体って、どこか野暮ったくて使い勝手が悪かった印象が強かったですから^^

デザイン的な目線で写真が撮れていなかったので、微妙ですがこんな感じ
G-Tune
G-Tune

まあ、デザインは公式サイトを見てもらうともっとわかりやすい写真がたくさんあります。

マウスコンピューターのパーツへのこだり

パソコンはいくつかのパーツの組みわせでできていて、どのパーツも基本的には個別で手に入るものです。だからこそ「自作パソコン」という流れがあるんですね。

従ってマウスコンピューターで使っているパーツも一般市場から調達しているのかと思っていましが、それが違っていて使っているパーツの多くが一般の市場では流通していないパーツになっているそうです。

その最大のポイントは
価格と性能と安定性とデザインのバランス
になります。

一例として紹介してもらったのがビデオカードで、単体でみると見た目も良く性能もいいのですが、組み込むと熱をケース内にばらまいてしまい、他に影響を与えてしまうものがあるそうです。それをまわりとバランスのとれる性能(機能ともいえます)で、コストを下げるようなものをオーダーして作ってもらっているそうです。

あと、見た目の部分では単品販売の製品だとどうしても装飾が華美になってしまいがちですが、パーツによっては装飾がいらない場合もあるので、装飾を抑えてコストを下げる方向にもっていくそうです。逆に光学ドライブのように見える場合はケースにあったデザインをしてもらうなど、実際の使い勝手にあわせて選択しているようです。

この組み合わせの中にもこだわりが
G-Tune

キーボードもこだわっています
G-Tune MASTERPIECE KEYBOARD

そして今回のカンファレンスの中(セミナーもその後のタッチ&トライの時間も含め)で一番プシュしていたのが電源選定についてでした。

ハイスペックになればなるほど使う電気容量は増えていき、それをまかなっているのが電源なのですが、これもメーカーが普通に作っているものでは物足りないらしく、社内に電源専門のエンジニアをアサインして電源メーカーと共同でマウスコンピューターの基準にあう電源を作っているとのことです。

回路のところは難しすぎて理解できていませんがポイントとしては完成品としての評価はもちろんですが「使用しているパーツレベルでのオーダー」もやっていて、重要なパーツは国産に変更してもらうほどの念の入れようです。

たかが電源、と思う人もいるかもしれませんが、パーツの性能が上がっている中で重要なポジションを占めつつあるので、電源選定はかなり大切になっているそうです(この辺は担当の方の熱い語り口からもよくわかりました)。

こだわりの詰まった電源
G-Tune

マウスコンピューターのソフトウェアへのこだわり

この場合のソフトウェアとは、一般的はオフィスやグラフィックなどのソフトウェアはもちろんですが、マザーボードやグラフィックボードの挙動を制御するためのドライバ関連も含まれています。

それらのソフトウェアがどのパーツの組み合わせでも正常に動作することを目標にし、数多くのメディアを用意して、潰し込み(要は動作チェック)を行っているそうです。

これは販売前はもちろんですが、販売後に起きた不具合でも適時対応してくれるそうです。

よく特定の製品で特定のアプリケーション等に対応している、○○推奨とか、○○○動作チェック済みというのは聞きますが、マウスコンピューターの場合はどこかに特化して対応しているというわけではなく、ちょっと大げさにいうと未知の不具合すべてに対応してくれるんだな、、、という印象を受けました。

マウスコンピューターの製造品質のこだわり

パソコンは長野県の飯山市で組み立てている(国内生産)

品質をトコトン追求するため、複数回にわたり検査を実施していて、主な検査段階は次のとおりです。

・部品入荷段階
・ピッキング段階
・組立後段階
・インストール作業段階
・エージング(負荷試験や、各種検査ツール
・出荷前抜取品質試験

また、定期的に改善点を検討するQCサイクルを行い、より品質の高い製品づくりをしているそうです。

マウスコンピューターのサポートのこだわり

パソコンは購入して終わりではなく、何年にもわたり使い続けるものですし、年数が経過すればするほど調子が悪くなるものですから、サポートはとても重要なファクターになります。マウスコンピューターで次のようなサポート体制をとっています。

・標準のまままで、365日24時間サポート(電話)
・電話コールセンター、修理工場ともにマウスコンピューター自社運営
・電話だけでなく、Web上でのサポートも充実

標準で、365日24時間の電話サポートが受けられるのは個人ユーザー、特にパソコンに不慣れな人にとっては非常にありがたい事だと思います。

こういった努力のおかげか、83.3%のユーザーが「コールセンターで問題が解決した」と回答しているようです。

マウスコンピューターは価格重視とばかり思っていましたけど、単純なコスダウンを進めていくだけではなく、必要なものが何かを考え抜いていること、そしてそれを実践していることがよくわかりました。

お忙しい中カンファレンスを開催していただいた、社員の皆様ありがとうございました。

マウスコンピューターのサイトはこちら
マウスコンピューター/モニタセットモデル

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