HPの今年の冬モデルは「Windows8」と「Touch」推し
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2012年10月17日(木)にパレスホテルで開催された「HP 新製品発表会」にご招待いただき、HPの今年の冬モデル(と来年発売のハイブリッドモデル)のお話しを聞いてきました!!
あっ、、聞いただけじゃなくて実機に触れるタッチ・アンド・トライの時間もあったので、新製品にいち早く触ることもできました。ただ数が多くてじっくり確認できなかったのが残念^^
今回のHP 新製品発表会の流れというか、チャプターは以下の4つ
・Windows8搭載 ビジネスタブレット
・Windows8搭載 個人向けコンバーチブルPCとノート全製品
・Windows8搭載 個人向けデスクトップ全製品
・タッチ・アンド・トライ
これをみてもわかると思いますが、HPの今年の冬モデルは「Windows8搭載」がスタンダードとなっています。まあ新しいOSが登場した以上メーカーとしては対応していかないといけないですから、この流れになるのは当然と。
ただ個人的には、今回の新製品発表の場で「ビジネスタブレット」を一番最初に持ってくるあたりにHPが今後日本の市場で狙っているのがどこなのかうっすらとわかった気がしました(あくまでも私見ですよ)。
前置きはともかく、紹介してもらった新製品についてレポートします。なお、発表会の流れではタッチ・アンド・トライは最後でしたが、新製品と関連付けてレポートするのでタッチ・アンド・トライ単体のレポートはありません。
それでも長いです^^
Windows8搭載 ビジネスタブレット
Windows8搭載のビジネスタブレットの名称は「HP ElitePad 900」
(EliteはHPのビジネスモデルの名称です)
ビジネスタブレットのポイントは
・プレミアムデザイン
・堅牢性、セキュリティ
・操作性・拡張性
・運用性・管理性
ビジネスユースだからといって、デザインを疎かにすることなくそれでいて堅牢性、セキュリティも高く保てるように開発したと。あと興味深かったのが「運用性・管理性」で通常タブレットのメンテナンスはメーカー任せになるんですが、ElitePad 900は専用の工具を使ってユーザー自らがメンテナンスできるようになっているそうです。
自分も仕事でパソコンのメンテナンスをやっているので、この仕掛けは何気に嬉しいですね。
堅牢性では「アルミニウムから削り出したユニボディ」「ゴリラガラス採用」「115,000時間に及ぶ厳しい試験を実施」「MIL-STD-810Gテストをクリア」とかなりのこだわりをもって作っています。
拡張性では「ジャケット」と呼ばれるタブレット本体にケースのように被せて使うアタッチメントが用意され、ジャケットを付けることでインターフェースの拡張やキーボードの追加などを行うことができるようになっています。
ギミックとしても面白いですし、ビジネスユースの場合タブレットのインターフェースだけだとどうしても不足するケースがありますから、メーカーのオプションで追加インターフェイスが用意されているのは良いことだと思います。
またジャケットの他に、ドッキングステーションも用意されているので、利用シーンに合わせた拡張が可能なのも魅力になっています。
<余談>
ジャケットは本体と一体化させることができるため持ち歩くときに有効で、ドッキングステーションは据え置きになるため、デスクトップで使うときに有効なものです。
Windows8搭載 個人向けコンバーチブルPCとノート全製品
ノートパソコンの目玉はコンバーチブルPC(ハイブリッドPC)のHP Envy x2。
発売は来年になる予定で、日本でも動くモデルは今回の会場にある1台だけというかなり貴重なマシンです。
HP Envy x2の最大の特長は、液晶パネル部分がタブレット端末になっていて、キーボードを付けても付けなくても操作可能になっている点。そのためタブレットの携帯性とノートパソコンの操作性と拡張性を併せ持っているパソコンと言えます(だからハイブリッドなんですよ)。
タブレット端末が登場した時点でいつかはこの手の製品が登場するとは思っていましたが、マルチタッチ機能を標準搭載するOS(=Windows8)が出たことが一番のきっかけになった感じですね。
発想やギミックはよいのですが、初号機ということもあって操作上で気になる部分も多数あってブラッシュアップの余地はまだまだある感じですけど、久しぶりに「面白い」パソコンが登場した印象です。
その他といっては失礼ですが(それだけHP Envy x2のインパクトは大きかった)、新型のノートパソコンはWindows8を搭載する以外はある意味HPの既定路線の「正常進化」というレベルですね。
ただ「?」と思ったのが、ノートパソコンでは今までも多数の製品が販売されている「Ultrabook」の他に「Sleekbook」という新しいカテゴリーを提案していた点ですね。シンプルにいうと制約が多いUltrabookの枠に入らないものをSleekbookと名付けた感じです。
その違いに関しては、発表会では詳しく触れていなかったのでこのレポートとは別にチェックしておきたいと思っています。
Windows8搭載 個人向けデスクトップ全製品
デスクトップの主役はオールインワンPCの「HP ENVY 20 TouchSmart All-in-One」
HPはかなり以前からオールインワンPCを販売しています(自分も使っています)が、ここ最近は「Touch」操作をあまりプッシュしていませんでしたが、Windows8搭載のタイミングで再び「Touch」を前面に出した製品が登場しました。
また、デスクトップは旗艦マシンとして使う人が多いということを踏まえて「つながるPC」というテーマを掲げてスマートフォン&タブレットと連携、各種サービスとの連携して写真を管理できる「HP Connected Photo」、デスクトップをスマートフォン&タブレットで操作できる「HP Connected Remote」の提供を開始。
あと、デスクトップではないんですけど「HP x2401」という24インチのスリムボード型のモニターも紹介してもらいました。これ自分が前にいただいた「HP L2201x」の後継機的なものですね。
展示会場では、4画面が並んでいるのが圧巻でして(でもなぜか上段にあるものだけ映像信号を受信できず暗いままでした)。
Windows8というOSの評価ついてはまた色々とあるんですけど、HPとしてはWindows8の特長のひとつである「Touch」にある程度フォーカスを当てた製品を多くだしてきたという印象です。
素敵な会場で、わかりやすいプレゼンに加え沢山の製品をご用意していただいた、日本HPの皆様ありがとうございました。
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