ブロガーサミット2013はブログ10年の総決算とも言える内容だった!! #ブロガーサミット
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2013年8月24日(土)にベルサール渋谷ファーストで開催された、ブロガーサミット2013に参加してきたのですが、このイベントは「日本のブログ10周年を記念」と銘打っているだけあってこの10年の総決算とも言える内容になっていました。
隅っこのほうではありますが、自分も10年近くブログを書いているので内容としてはとても懐かしく感じる部分もありましたが、それ以上にこの先10年のために自分がやるべきことを確認するいい刺激にもなりました。
ブロガーサミット2013のプログラム
ブロガーサミット2013は10年を振り返る壮大な内容のため(言い過ぎかな)、1~2時間でサクッとなんてことにはならず、なんと13時から19時まで6時間みっちり6つのパネルディスカッションで開催されました(途中の休憩はたったの2回!)
余談ですが当日はパソコンを持ち込み、Evernoteに気になった部分だけをメモしていたのですが、その文字数は4,000文字を軽く超えていました。振り返って読むとキーワードしかないのにこの文量になっているのはそれだけ内容が濃かったことを意味すると思います。
そのプログラムがこちら
- ディスカッション1 ブログ~この10年
- ディスカッション2 個人ブログからブログメディアへ
- ディスカッション3 ブログサービスの近未来
- ディスカッション4 ビデオブロガーの今
- ディスカッション5 ブログライフバランス
- ディスカッション6 ブログを書くということ
登壇者はブロガーなら誰でも知っている人やサービスを運営している方々で、話も面白くそして建設的なものが多かったことが特徴的かな。前半ステマに傾いた時はどうなることかと思いましたけど^^
あっ、、、、
大事なことを書き忘れていました、ブロガーサミット2013は累計申込者数が1012名、登壇関係者が97名(これもすごい人数)で、合計1105名が参加と時間もそうですが参加者の人数も半端ないイベントになっています。
当日の詳細なレポートはまとめの上手い方がアップしてくれているようだし、Twitterのハッシュタグ「#ブロガーサミット」を検索してもらえば当日の様子もわかると思うので、ここでは自分が感じたところだけピックアップしたいと思います。
ブログは自分自身
これはネタフルのコグレさん(@kogure)が言っていた言葉なんですけど(コグレさんは名前じゃなくて、ネタフルさんとサイト名で呼ばれることもあるそうです)、その他にもこれに近いことを言っているパネラーの方も多くいました。
もっともこの10年をブログを書き続けていた人が振り返っているので、ある意味当然のことなんですけど、これが「仕事」とか「趣味」といったものではなく「自分自身」となるのがブログの持つ魅力なんだなと改めて思いましたね。そして自分もその領域まで辿り着くぐらい愛情を注いであげないといけないな~と反省もしました。
ブログはツール、大事なのは中の人
ブログは自分自身と少し矛盾しますけど、ブログはあくまでも情報発信・自己表現のツールの一つであって最も大事なのは書いている人(コンテンツ)であるということですね。
これはブロガーからも出ましたし、サービスを提供している企業の人も近いことを言っていました。ブロガーサミットはブロガーを中心としたイベントなんですけど、共通のスタンスとしては情報発信しようと思った時、そこにツールとしてブログがあったということで、目的はブログを書くことではないと。
そしてどんなに優れたツールがあっても、中身が良くなければ読んでもらえないので、一番大事なのは「書いている人」となっていきます。ここに来ると「ブログ=自分自身」と重なってくる感じですね。
少なくても今回のブロガーサミット2013でパネルディスカッションで登壇した人たちは世の中からブログが無くなったとしても、別のツールを使って情報発信を続けると思いますよ(ブログがすぐに無くなるとは思いませんが)。
ブログには真摯さが重要
これはLifehacking.jpのほりさん(@mehori)が何度も言っていた言葉で(ステマからの流れをあったからかな)、ブログが自分メディアだとしても、虚偽や誇張はしないで真摯に書くことだ重要になるということですね。
確かにアクセスを集めたいがために、必要以上に煽ったり炎上ネタと投入したりする人も中にはいますけど、瞬間的なアクセスはあっても「固定ファン」にはならないですからね。ここはその前の「大事なのは中の人」とつながっていて、ブログの場合書き手の人間性がでますから、真摯的に書いている人が信用されるのは当然のことだと思います。
ブログサービスも進化している
若干精神論的なところが続きましたが、パネルディスカッション3「ブログサービスの近未来」 ではブログサービスを提供している企業の担当者が集まってのディスカッションになり、その中で今後の展開についてお話を聞かせてもらいました。
ブログサービスの収益化は広告収入とユーザーの会費で成り立っているため、サービス全体のアクセス数を上げることが重要なので、いかにサイトにアクセスしてもらうかの施策を中心に感がているそうです。現在の中心はソーシャルメディアとの連動で、各社とも簡単に連携できる仕掛けを入れているそうです。
あと、gooブログではマニュアルを充実させて高齢者に優しいシステムを作り上げるように努力しているそうです。確かに高齢者にレンタルサーバーを借りてドメインとって、、なんて教えるのは難しいですから、ブログサービスが使いやすくなることは重要なのかもしれませんね。
自分の周りだと「フリーブログ卒業」という流れが多くて、ブログサービスも厳しいのかなと思っていたのですが、ブログサービスを使うユーザー層をしっかりと見据えて、しっかりと進化しているのがわかりました。
料理ブログには若い人がたくさんいる
10年を振り返るイベントだしスタートから携わっている人が中心になっているため、年齢層が高いという指摘が上がっている中で最後のセッションに登壇されたのがレシピブログなどを運営している粟飯原さん(@recipe_blog)。
レシピブログには、20代のブロガーが多くいて(高校生もいるらしい)、サイトの更新も活発に行われているそうです。なおレシピブログ経由で書籍化されたレシピ本は250冊で、最高で200万部売れているものもあるそうです。
初めて書いた本には「出し惜しみがない」から好きといういしたにさん(@masakiishitani)のコメントも中々深いものがありました。
これを聞いてブログは世代を越えて愛用されるツールになったんだなと、おっさんとしては感慨深く聞いてました(使っている人たちは裏側の仕組みとか気にせず使っているんだろうけど)。
ビデオブログのハードルは実は低い
ふ~~
軽くのつもりが結構な文字量になっていますが、これが最後の一つ前^^。
ディスカッション4 ビデオブロガーの今で登壇されたのは、ジェット☆ダイスケさん(@jetdaisuke)、アリケイタさん(Ari Keita)、佐々木あさひさん(@sasakiasahi)、タムカイさん(@tamkai)の4名なんですが、この中でビデオブログを始める前から映像関連の知識があったのはジェット☆ダイスケさんだけで、その他の3名は動画を独学で学んだそうです。
動画というとハードルが高いように感じますが、やろうと思えばなんとかなってしまうということですね。って壇上では言わないけど、結構苦労していると思いますよ。ただその苦労を上回る楽しみが動画(とブログ)にあるから苦労を苦労とも感じないで突き抜けることができたのだと思います。
この辺は「文字を書く」とか「写真を撮る」とか「プログラムを組む」とかと同じで相性も確かにあるとは思いますが、一旦クリアしてしまうと見えてくる世界が変わるのかな。
自分も最近少しづつ動画を増やそうと、ソフトも含め勉強中なので皆さんの動画を参考にしていきたいと思います。
重要:懇親会も含めてのブロガーサミットです
ということで、最後はスポンサーとして協賛してくださった、サッポロ、サントリー、コカ・コーラ、ケンタッキーフライドチキンから提供いただいた、アルコール類とフライドチキンで懇親会と
※ネスレさんもドリンクスポンサーに名を連ねていて、こちらはイベント中にコーヒーをサービスしてくださいました。
懇親会も含め当日の様子を動画にまとめたのでこちらも良かったらご覧ください。
最後にブログの歴史を振り返る壮大なイベントを企画・運営してくださったアジャイルメディア・ネットワークの皆さま、そして当日会場の準備等々のサポートをしてくださったボランティアスタッフの皆さまお疲れさまでした。
→アジャイルメディア・ネットワーク
→ブロガーサミット2013「さぁ、自分を発信しよう」
→「ファン」でつながるファンサイト[Fans:Fans(ファンズファンズ)]
この先自分がどこに進むのかについてはまだ何とも言えないですけど、ブログを書き続けつつながらぼちぼち考えていくようにします。
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