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3D映像が一段と身近に感じられるLGの「CINEMA 3D」

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2011年6月15日に、3Dの感動を体験!!LG 新商品TV 「CINEMA 3D」 タッチ&トライイベントに参加して同日に発表されたLGの新商品TV「CINEMA 3Dシリーズ」を体験してきました。
CINEMA 3D

会場は昼間プレス発表を行ったのと同じ東京ミッドタウンのホールで、レイアウトもゆったりしているし何よりもオサレな中でお話を聞くことができました(これってやっぱりブロガー特典ですよね)。


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ICINEMA 3D

昨年は3D元年とか言われて、各メーカーからどんどんと3D対応のテレビやパソコンが登場していましたし、3D映画も数多く上映されていましたけど、今ひとつ盛り上がりきらなかったのも事実ですね。

その一つの要因が(なんか別のイベントレポートでも書いた記憶がありますが)「3D視聴用のメガネ」の存在です。3Dを見るには必須アイテムなんですが「チラつく」「視野角が狭い(見たいところで見られない)」「重たい」などネガティブなイメージしかありませんでした。

で、、LGの「CINEMA 3D」はその辺のネガティブ感を一気に解消してくれる新技術「円偏光FPRパネル」を搭載しているのが最大の特徴になります。

円偏光FPRパネルのポイントは「左右同時」

円偏光FPRパネルの前に、、、基礎情報として

今までの3D映像は左目用と右目用の映像を交互に表示させて、それを交互に見ることができる専用のメガネを使用して見るのが一般的です。交互に見るためのメガネの方式を「アクティブシャッター方式」といいます。

どんな感じかはこの映像でわかると思います(メガネのレンズが交互にチカチカしていま)。

で、、、、
LGが採用している「円偏光FPRパネル」は従来の3D映像の方式と違い、左右の映像を同時に表示し、フィルターで左右用に分ける仕掛けが施されています(観るのに使うメガネの方式は「パッシブレンズ方式」)。

CINEMA 3D

従って、映像は「左右同時」に見る人に届くことになります。

これがLGの「CINEMA 3D」の最大のポイントになっていて、このあとの映像の綺麗さや疲れにくさなどもすべてこの仕掛けがカギを握っています。

ちゃんと映像のブレが止まっているのがわかると思います。
CINEMA 3D

<余談ですが…>
パッシブとは「受動態、自分からは積極的に働きかけないさま」
アクティブとは「能動態、自分から進んで働きかけるさま」

と、意味合い的にも真逆なんですね。

<円偏光FPRの仕組み>
詳しく書くと結構難しい話になるので、ざっくりと^^

【映像側(テレビ側)】
再生される3D映像は「テレビに付いている円偏光フィルター」を通して左目用、右目用に分割して表示。

【視聴側(見てる側)】
円偏光フィルムが貼られたメガネを使い、左目用、右目用とそれぞれの(正しい)映像を受け取る。

ちょっとニュアンスは違いますが、テレビ側から左右別々に暗号化されたデータが送信され、それを解読できるメガネを使って解読しながら見ていくと考えるとイメージしやすいかと思います。

円偏光FPRパネルのメリット

映像が交互に流れていないため、通常のテレビを見ているのに近い状況で映像を捉えることができるため、「画像が明るく高画質」「チラつきやブレがない」「眼や頭が疲れにくい」といったメリットがあります。

メガネに関しても、今までの3Dを見るために使っていたアクティブシャッター方式のメガネは、シャッターを組み込む関係上特殊な構造が必要ですし、それを駆動させるためのエネルギーも必要でしたが、円偏光FPRパネルで使われるメガネは専用のフィルムを貼るだけでよいため、「メガネの価格が抑えられる」「メガネを軽くできる」というメリットもあるそうです。

価格は通常バージョンで1000円程度となるそうです。

重さについては展示で分かりやすく説明されていました。
CINEMA 3D

手前がアクティブシャッター方式のメガネで奥がパッシブレンズ方式。
CINEMA 3D

こんなにオサレなのも
CINEMA 3D

あと、アクティブシャッター方式は映像とのシンクロが重要だったため、横になってみたり、斜めから見るとズレが大きくなるなど「視聴範囲」が狭かったのですが、円偏光FPRパネルの場合はシンクロさせる必要がないため、横なったり、斜めから見てもちゃんと3Dになって見ることができます。
IMG_1435CINEMA 3D

「CINEMA 3D」はとにかく明るく綺麗

技術的なところはこの辺にして、実際の映像についてちょっと触れてみると、とにかく明るく綺麗に映っているというのが第一印象です。会場はそれなり照明が落とされていましたが、暗くないと見られないようなレベルではなかったです。

あと、動きの速いものをみても映像にブレがないというか、チラつくことがないため3D映像特有の「カクカク感」をあまり感じずに見ることができたのも驚きの一つですね。

家庭で見る3D映像ってどことなく「制約」みたいなものがあったと思うのですが、LGの新商品TV「CINEMA 3Dシリーズ」に関してはそういった制約(ようは我慢していたところ)が全部クリアになったような印象があります。

「CINEMA 3D」はお手頃価格で購入可能

「CINEMA 3D」の販売開始時期は6月の下旬になっているため、現状では販売価格は「見込み」でしかありませんが、公表されている価格の目安は以下のとおりになっています。

予想実売価格はCINEMA 3Dシリーズの47V型モデル「47LW5700」が23万円前後、42V型モデル「42LW5700」が18万円前後、32V型モデル「32LW5700」が15万円前後。NANO FULL LEDシリーズの55V型モデル「55LZ9600」が33万円前後、47V型モデル「47LZ9600」が29万円前後。

<参考>
nikkei TRENDYnet:LGエレクトロニクス、偏光3D方式対応「CINEMA 3D」など液晶テレビ2機種5モデルを発表

一番の売れ筋になりそうな、42V型モデルだと20万円を割り込む価格で買えるんですね(あくまでの予想価格ですけど)、通常のテレビに加えて3Dも見ることができてこの価格などかなりお買い得に感じるのは自分だけでしょうかね、、、

うちのテレビもなんだかんだ言ったって5~6年使っていてそろそろ買い替えを、、、、と思っている部分もあるので、ちょっと気になる1台です。

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