「ノートン360 バージョン4.0」ノートン ブロガーズミーティング
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ノートンさんの拘り演出には驚かされたことは前に書きましたが、今回はブロガーズミーティングの内容をレポートしていきたいと思います。
実はノートンのブロガーズミーティングって「製品紹介」よりもいかにサイバー犯罪が多いかという、啓蒙的な部分が多いのが特徴なんですよね。
ということで、今回のアジェンダとしては
1、リンク総合法律事務所の弁護士の紀藤先生による
「サイバー犯罪を生き抜く」
2、シマンテック デイビット フリーア氏による
「インターネットから身を守るには?」
の2つの講演があった後に、いつもお世話になっているシマンテックの風間さんによる「ノートン360 バージョン4.0」の製品紹介」となりました。
この流れね・・・シマンテックが自社の製品にしっかりとした自信を持っていて、そして参加者に対して「気づき」を提供したいと考えている現れだと思うんですよ。
そうすることによって、ただセキュリティ製品を使えばいい(もっというとノートンを使っていればいい)ということではなく、サイバー犯罪が現実的に存在し被害に合わないためには1人1人の対策が必要だということを広めたいのだと感じました。
演出の部分も含めて、シマンテックさんは伝え方が上手いですね。
閑話休題
講演の中から気になった部分だけピックアップします
「サイバー犯罪を生き抜く」リンク総合法律事務所の弁護士の紀藤先生
・サイバー犯罪は明らかに増加している
・しかし、ウイルス作者が逮捕されたのは過去に1件だけ。
不正アクセスについては1件も摘発されていない
・警察は(ネット上の)侮辱表現程度では真剣に取り合ってくれない
→事実、紀藤先生も数多くの誹謗中傷を受けているが、警察は動いてくれなかった
・サイバースペースの市民のための7つのルールがある、
その中で重要なのは「サイバースペースの危険を知る」「自分の身は自分で守る」こと
→初出が1997年か、、、インターネットが普及してすぐ脅威も広まったんだな・・・
・インターネット上では自分の身は自分で守る意識が必要。
そのためにはセキュリティソフトは重要
最後は場所が場所なので・・・ってところはありますが弁護士である紀藤先生でもサイバー犯罪にあっていて、しかも普通の犯罪と同じような対応、対策ができないという現実を知ることができたのは良かったですね。
ほんとに自分の身は自分で守らないとまずい感じです。
「インターネットから身を守るには?」シマンテック デイビット フリーア氏
「インターネットから身を守るには?」ってなっていますが、実際の中身としてはシマンテックが独自に調査した「インターネット利用時の防犯意識と実態」の県民性の違いの報告でした。
いや~この結果結構「??」が並ぶんですけど、アプローチとしては面白かったですね。
そうそう、懇親会の席でデイビット フリーア氏とお話(もちろん通訳付)をする機会があったんですが、やっぱり「県民性で比較する」なんてことは日本でしかやってないそうです。まあこれをアメリカでやっても納得できる結果はでないでしょうね・・・って日本もその県の人から見たら「おいおい」と言いたくなるますけど(笑
調査の詳細はシマンテックのニュースリリースに掲載されているので、全部を読みたいはそちらを見ていただくとして、個人的に気になった結果だけをピックアップしてみます。
・「好奇心旺盛」の香川県と「衝動的な」秋田県の県民性は、サイバー犯罪に遭いやすい・
・「堅実で情報に敏感な」奈良県民はサイバー犯罪に遭いにくい・・
クレジットカード決済を最も好むのは、愛知県 (69%)、茨城県と新潟県 (ともに 68%)
クレジットカード決済を最も好まないのは、 沖縄県 (47%) と青森県 (48%)
<参考>
インターネット犯罪から身を守るために必要なのは「堅実で情報に敏感な奈良県民」の県民性
県民性というのも確かにあるとは思いますが、それと同じように「自分の性格」とか「インターネットの利用方法」といった自分が被害に遭いそうなシチュエーションを見極めて、それに合った対策をやっていく必要はありますね。
なんて、書いていたら長くなったので製品については評価版をいただいたので(毎回すいません)インストールしてからレポートしたいと思います。
毎回趣向を凝らしたブロガーミーティングを開催してくださるシマンテックの皆様ありがとうございました。
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