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クラウドでの対応が強化された、ノートンインターネットセキュリティ2012

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2011年9月13日にノートンインターネットセキュリティ2012が販売開始(ダウンロード版から)になったのを記念して開催されたノートンブロガーイベントに参加して、インターネットの脅威と新製品の特徴について聞いてきました。
ノートン インターネットセキュリティ2012

久しぶりのノートンイベントだったので楽しみにいったのですが、数年前のようなお祭り騒ぎはなくプレゼンを中心にわりと淡々と進行して行きました(まあ、ノートンファイター&影山ヒロノブさん登場のようなことは何回もやることじゃないですよね)


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ノートン犯罪レポート

製品の紹介の前に、インターネットの脅威を根拠となる数字を元にレポートしてもらいました。このプレゼンの流れはシマンテックさんお得意のパターンですね。今回のノートン犯罪レポートのアンケートに答えたのは、24カ国、2万人にもなるそうです。

製品の特長、優位性にも絡んでくることですがシマンテックさんの強みの1つが、ユーザーから情報を引き出せるコミュニティー力にあると思います。

ノートン犯罪レポートの詳細はWebでも公開されているので、詳しく知りたい方はそちらを見てもらうとして、自分の中で気になったポイントを2つだけピックアップします。

参考:ノートン犯罪レポート

●一つ目がネット犯罪で損失している金銭的被害の大きさ

ノートンがネット犯罪に関する費用を試算した結果
3,880億ドル
にもなっていて、薬物取引額(2,880億ドル)を軽く超えていそうです。
ノートン インターネットセキュリティ2012

しかも、この金額は「個人ユーザー」を対象としたもので、法人の被害は含まれていないそうです(もっとも金額的損失だけではなく、ネット犯罪に巻き込まれた時の時間的損失も含まれているので、その辺は考慮が必要です)。

※直接の現金支出は1,140億ドル、時間的損失は2,740億ドル
ノートン インターネットセキュリティ2012

●もう一つがモバイル機器からのネット犯罪の被害の拡大

スマートフォンの普及を見るまでもなく、インターネットへの接続はパソコンからではなくモバイル機器も多くなっているためモバイル機器経由の感染被害も多くなっています(日本人の56%の成人がモバイル環境からインターネットにアクセスしている)。
ノートン インターネットセキュリティ2012

モバイル機器のセキュリティソフトはすでに登場していますが、認知度が低かったり、対応端末が限られていたり(OSによって違います)、普及はしていないため利用者のリテラシーに頼っているのが現状です。

また、全世界的にみても日本人はネット犯罪に巻き込まれ、金銭的被害、時間的被害に遭いやすいというデータがでていることも特筆すべき点だと思います。
ノートン インターネットセキュリティ2012

ノートンインターネットセキュリティ2012の特長

ノートンインターネットセキュリティ2012もすでに発売開始(まずはダウンロード版から)されていて、シマンテックのサイトに詳細が掲載されているので、全部ではなく個人的に進化したなと感じる部分を2つだけピックアップします。

●一つ目がクラウドを活用した「管理ツール」の充実

クラウドというと今までは「バックアップ」という印象が強くありましたが、ノートンインターネットセキュリティ2012では、クラウド上でインストール、アンインストール、セキュリティ状態の管理をすることができるようになっています(もちろん、同じノートンアカウントでのインストールが前提)。
ノートン インターネットセキュリティ2012

また、今まではパソコン単位で管理していた「IDセーフ」の情報を複数のパソコンで共通して使用することができるようになっています(IDとは、ID/PW/クレジットカード情報などの情報をいいます)。
ノートン インターネットセキュリティ2012

クラウドに重要な情報を置いておくことは若干抵抗はあるかもしれませんが、情報のアクセスにはノートンアカウントが必要で、しかもノートン製品がインストールされていることが前提になるためセキュリティは確保されていると思います。もっともノートン自体がハッキングされたら終わりですけど。

●もう一つがダウンロードインサイトのバージョンアップ

ダウンロードインサイトというのは、検索結果に表示されたリンク先が安全かどうか判断しているものですが、そこにダウンロードしたファイルが安全かどうかも判断できるようになっています。またそのサイトにSSLが設定されているかも検索結果上にわかるようになったそうです。

ダウンロードしたファイルについては、そのファイル自体にウイルスがなくても、ダウンロード(&インストール)したことによってパソコンがクラッシュしたり、挙動がおかしくなったかどうかをデータベースで管理し、その情報をあらかじめ教えてくるようになっています。

ウイルスがないから安全だと思ってダウンロードしたら、挙動がおかしくなったというのは結構あることなので事前にわかると無駄な時間を取られずにすみます。犯罪レポートじゃないですけど、トラブルが起きたときはデータ損失よりも時間の損失のほうがダメージ大きいんですよね^^

ざくっと書いてみたのですが、やはりノートンインターネットセキュリティ2012はやっぱりクラウドの対応の強化が一番のトピックになると思います。

パソコンもかなり普及して、一家に一台ではなく一人一台以上(自分の場合はアクティブに使っているのは3台あります)になっていますし、リテラシーの低い人が使うことも多くなっていますから、クラウド経由でセキュリティが共有できるようになるとより安心感がでてきますね。

ノートンインターネットセキュリティ2012のより詳しい情報はノートンストアで確認してください。
シマンテックストア

また、ノートン製品は30日間のお試しバージョンがあるので、いきなり買うのはちょっと、、、と思った人はとりあえず試してみるのもいいと思います。
シマンテックストア

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