ThinkPad X230のベンチマークテスト
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ThinkPad X230のレビュー第三弾は、マシンパワーのチェックということでベンチマークテストの結果を見てみたいと思います。
カスタマイズの幅が異様に大きいThinkPad X230は仕様によってベンチマークの結果も大きく変わってくるので、今回の結果はあくまでも「参考」として捉えてもらえると助かります。
テストしたThinkPad X230のスペック
今回モニター機としてお借りして、ベンチマークテストを行ったThinkPad X230のスペックはこんな感じ。
OS | Windows 7 Home Premium 64ビット |
CPU | インテル Core i7-35720QM プロセッサー |
メモリ | 16GB |
HDD/SSD | 128GB SSD |
ドライブ | なし |
ディスプレイ | 12.5型HD液晶 |
グラフィック | Intel HD Graphics 4000 |
パッケージでみるともっともスペックの高い「スペシャルパッケージ」になりますね。
ちなみにWindowsエクスペリエンスは基本スコアが「6.5」。グラフィックが標準のIntel HD Graphics 4000のため、グラフィックがボトルネックになってしまっていますが、それでもかなり高いスコアになっています。
ThinkPad X230のベンチマーク
ベンチマークテストは「CrystalMark 2004R3」というツールを使って3回計測し、それぞれの値と平均値をだしています(一発では信憑性に欠けますからね)。
で、その結果が次の表の通り
項目 | 1回目 | 2回目 | 3回目 | 平均 |
---|---|---|---|---|
Mark(総合) | 223228 | 217117 | 224652 | 221666 |
ALU(整数演算) | 53926 | 55126 | 55599 | 54884 |
FPU(不動小数点演算) | 52488 | 46561 | 52510 | 50520 |
MEM(メモリー速度) | 49023 | 47634 | 47890 | 48182 |
HDD(HDD速度) | 37519 | 37064 | 37622 | 37402 |
GDI(グラフィックス) | 18317 | 18603 | 18872 | 18597 |
D2D(DirectDraw) | 2834 | 2989 | 3021 | 2948 |
OGL(OpenGL) | 9121 | 9140 | 9138 | 9133 |
やはり平均的に高いスコアになっています。
特にHDD(HDD速度)はストレージにSSDを搭載している関係で、HDD搭載モデルと比較するかなり高くなっていますよ。
単体でみても数値の意味がわからないので、直近でベンチマークテストを行ったThinkPad Edge 430とデルのinspiron15Rと比較したのが次の表になります。
項目 | X230 | inspiron15 | Edge 430 |
---|---|---|---|
Mark(総合) | 221666 | 222748 | 207089 |
ALU(整数演算) | 54884 | 62350 | 62413 |
FPU(不動小数点演算) | 50520 | 53630 | 51528 |
MEM(メモリー速度) | 48182 | 57451 | 56841 |
HDD(HDD速度) | 37402 | 24578 | 10810 |
GDI(グラフィックス) | 18597 | 15720 | 16341 |
D2D(DirectDraw) | 2948 | 2104 | 2455 |
OGL(OpenGL) | 9133 | 6915 | 6700 |
inspiron15Rの仕様は後でレビューするので、その時に詳細を書きますが、割と近いスペックなので結果も近いと(当然すぎる帰結ですが)。
少し前までは、Mark(総合)が200,000点を超えたら凄いな、、、と思っていましたが、ついに比較する3モデル全部が超えてくる時代になったんですね。もっとも、アイビーブリッジ搭載モデルが一段落しているので、次のバージョンアップまでこの近辺の数値で落ち着くとは思いますけど。
ThinkPad X230の価格に関しては、ThinkPad X230のパッケージをチェックで詳しく書いていますので、そちらを参照してください。
◆ThinkPad X230のパッケージチェック
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