リンクシェア・サロンのデル新商品発表会に参加しました その1
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2008年10月29日にリンクシェア・サロンの企画で開催された、デル新商品発表会に参加してきました。
新商品として発表された製品はもちろん、同日に販売開始されたInspiron Mini 12です。しかし製品の特徴以外にも「DELLが考えるモバイルPC」という題材でデルの製品開発にかかわる姿勢などを知ることができる有意義な会になりました。
以下、説明会のレポートを書いていきます。
デルの歴史
デルの歴史から説明が始まっていたのですが、ギリギリの到着だったため要の所が聞けずちょっと残念でしたが、ポイントはテキサスの大学生がマイケル・デルが、1984年にパソコン保守を行う会社として創業して、そこからBTOを行うPCメーカーになったという点かな。
デルの製品ラインナップ
デルには、コンシューマ向けとして、ハイエンド機のXPSシリーズ、ミドルレンジ機種studioシリーズ、エントリー機種のInspironシリーズを用意して、それぞれのニーズに応える体制になっている。
また、今回説明にはありませんでしたが、企業向けのシリーズもいくつか用意されていて、多彩なニーズに対応できるといえます。が、、、、質問でも出ましたが、シリーズ名が英語であること、シリーズ名と機能が連動していないことなど、ユーザーライクではない感じがあります。
個人向けと企業向けでラインナップが違うのは「会社で使っていて気に入ったので家にも欲しい」といった流れを遮断してしまっている気もします(実際は購入可能のようですが、中々気がつかないところですよ)。
デルの強み
製品ラインナップの紹介の後は、パソコンメーカーデルとしての強みの紹介です。まず、強みの源泉はどこにあるかという点。それは
【強み1】
お客様のニーズにあった製品を届ける
・幅広い製品ラインナップから選択可能
・オーダー時に自分好みのスペックやカラーに構成してオーダーできる
【強み2】
低価格の実現、およびその維持のための活動
・グローバル展開による仕入れコストの削減
・細部にいたる運営コストの削減
【強み3】
サービスの強化
・製品だけでなく、保守サービスもお客様の要望にあせて選択可能
・インターネット回線契約の取次ぎサービスなどの導入
デルの弱み
強みの後には現在認識している弱みを紹介してもらいました。こういった説明会で弱点(と感じている所)をしっかりと提示する姿勢には共感がもてます←これも顧客志向の一環かなと思いました。
【弱み1】
デザイン訴求力
・スペックと価格を重視してきたため、デザインからのアプローチは経験が少ない
【弱み2】
革新性のある製品開発
・独自性のある製品開発ができていない
【弱み3】
地域ニーズにマッチした製品の展開
・グローバル展開によるコスト低減の追及 → 特定地域のみのニーズに合致する製品開発が難しい
すべてがバランスという感じですが、パソコンを知っているから見ると強みが顕著になり、知らない人からみると弱みが顕著になるという感じですね。個人的には充実しているサポートを一切使わなくてもいい製品展開をしてくれることを願っていたりします。
また企業向けに展開していくのなら、強みを伸ばしていくことで対応していけると思いますが、デルとしては個人にも目を向けて行くようなのが次の今後の展開でわかります。
長くなっているので、今後の展開は次のエントリー(リンクシェア・サロンのデル新商品発表会に参加しました その2)に・・・
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