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IBMは今年で創立100周年!!

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先日今年創立100年を迎えたIBMが開催した「IBM 100周年で考えるテクノロージーの未来 ブロガーミーティング」に参加して、IBMの歴史とこれから向かっていく方向性(テクノロジーの未来)についての話を聞いてきました。
IBM 100周年で考えるテクノロージーの未来

変化の早いIT業界で100年続いている事実も凄いですが、これから何年(10年単位で考えているそうです)も先のことをしっかりと見据えている企業姿勢には頭が下がります。


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IBM100年の歴史

まずは、IBMシステム製品事業理事の星野氏によるIBM100年の歴史について(ここは割としっかり聞けた)。ですが、かなりざっくりとそして、今後に繋がる部分を強くフォーカスしていた印象です。

IBM100年の軌跡
これは100周年を記念して発行された社内報です。

【1911年】
IBMの元になるC-R-T設立(秤や統計機、タイム・レコーダーの製造)

【1964年】
東京オリンピックでオンラインシステムを導入

【1964年】
System/360 登場 →現在のメインフレームとしても使われている

【2008年】
A Smarter Planet(地球規模の課題と解決)

えっと、、、かなり飛んでいますが、この40年の中にはIBMとしても苦労する時期もあり、(パソコンがいい例ですが)今の事業につながっていないことも多々あったと。でもそういったものが全部無駄だったかというとそうではなくて、IBMにとっては開発の前のリサーチと資金集めも重要な事業だそうです(懇親会での話も含み)の。

IBMというとコンシューマ向け製品としてThinkPadが有名ですが、現在はIBMブランドではなくなっていて、IBMとしてもコンシューマ向けの製品展開はしておらず、ビジネスの主戦場は企業向けのハードウェア、ソフトウェア、サービスの展開ます。

そして、世界最大のブランド・コンサルティング会社、インターブランド社が行っているベスト・グローバル・ブランドランニングでコカ・コーラに次いで2位になっています(2010年の最新ランキング)。

<参考>
ベスト・グローバル・ブランド:インターブランド

歩み続けるIBMの100年の軌跡:IBM

テクノロジーの未来って難しすぎる…

続いて、特別ゲスト(IBMのOB)の中島氏から、「IBMテクノロジーの進化」としてテクノロジーの未来についてです、、、、、が、写真を見てもらうとわかるようにかな~りディープになっていて、用語、単語を追いかけるのがやっと^^
IBMテクノロジーの進化
IBMテクノロジーの進化
IBMテクノロジーの進化

なので、ここはメモの箇条書きで

・スピード(オンリー)からスマートさの追求へ
・チェスのチャンピオンに勝利した
・社会への貢献
・ビジネスの挑戦
・技術リーダーシップ
過去に書いたプログラムが今も動くのがメインフレーム
・サイバーと物理世界をつなげる
・身体性もインテグレーションする
・技術革新による、人文科学、社会科学、自然科学の融合へ?
・新時代を切り開く、アーキテクチャ創発への挑戦
・データ一貫性とスケール
・30年前にダウンサイジングの壁があったが、IBMは突破したが、国内メーカーは止まってしまったまま。※1
・メインフレームがスケールアウトの最初
1967年すでに今のクラウドに近いものが存在していた。

特にポイントにしたいのを赤字&太字にしましたが、メインフレームは1967年当時から連綿と続いてる継続性(連続性といったほうがいいのかな)の高さが凄いんですね、、、なんか最近パソコン(パーソナルコンピューター)のバージョンアップの傾向とは大きく違っている感じがします。

※1 ダウンサイジングしたチップ(比較対象がなかったのが残念ですが、30年前でこのサイズと考えるとかなり小さい気がします)
ダウンサイジングしたチップ
ダウンサイジングしたチップ
ダウンサイジングしたチップ

現在のメインフレームは「IBM zEnteprise System」

イベントではほとんど触れられることがなかったのですが、IBMが現在メインフレームとして販売しているのが「IBM zEnteprise System」と呼ばれるシリーズだそうです。

概要はこんな感じ(IBMのzEnterprise製品サイトから引用)

zEnterpriseは、画期的な新しい設計によって、IBM System z、IBM Power Systems、IBM System xのテクノロジーを、1つの完全なシステムとして統合しています。これにより、お客様は、従来のSystem zオペレーティング環境で実行されているマルチティア・アプリケーションを、AIX、x86 Linux、そして近い将来にはMicrosoft Windows(開発意向表明)のオペレーティング環境と統一して、集中管理できるようになります。このハイブリッド・システムは、効率、パフォーマンス、およびコスト節約を進め、データ・センターの設計と管理の方法を根本的に変えます。

あくまでも企業向けのシステムのため、使えるところ(必要としているところ)は限られてくると思いますが、存在を知らないで基幹システムの構築に苦労している企業もあるのかな、、、なんて思ったりもするので、メインフレームって言葉はともかく「基幹システムの見直し」を検討しているようであればチェックする価値はあると思います(予算感とかはまったくわらないですが…)。

あかん、ほとんどまとまっていない。。。

イベントの詳細についてはもっとうまくまとめている方が沢山いますので、参加者の記事も参考にしてください。

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