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KDDI グループのレンタルサーバー「CPI」はWeb制作会社に嬉しい仕様満載だった!!

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2014年8月2日(土)に開催された「CPI アフィリエイター座談会」というのに参加して、KDDI グループのレンタルサーバー「CPI」の特徴等について詳しく聞いてきましたのでレポートしたいと思います。
KDDI グループのレンタルサーバー「CPI」はWeb制作会社に嬉しい仕様満載だった!!
なお今回は枠的には「アフィリエイターの顔」での参加でしたが、レンタルサーバーに関しては(Web制作を請け負っているため)本業でも契約する機会も多くあるため「サラリーマンの顔」も半分くらい持っていきました、というか座談会の中ではこっちの「顔」が全面に出てていた気がします^^


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それは、タイトルも書いていますが「CPI」の特徴がどちらかと言うとWeb制作会社に嬉しい仕様になっているからです。もちろん、一部機能はアフィリエイターが自分の媒体(Webサイト)を作るときにも有効ですが、より効果があるのは「Web制作会社」になると思われます。

ただし、その辺の特徴をうまくアピールできればアフィリエイターとしてサービスを「紹介する」時には有利にはなりますよ(レンタルサーバーの紹介は結構難しいところですけど)。

相変わらず変に前置きが長くなっていますが、「CPI アフィリエイター座談会」に参加して聞いた「CPIの特徴」の中でWeb制作会社に嬉しい仕様だと感じたのが以下の6つ(予想外に多かった)。最後にまとめています。

<確認として・・・>
CPIには「レンタルサーバー(共有サーバー)」「専用サーバー」「VPS」の3つのサービスが用意されていますが、今回レポートしているのは「レンタルサーバー(共有サーバー)」のシェアードプラン ACE01がメインとなります。

1、マルチドメイン、容量、DBも無制限

シェアードプラン ACE01は最近よくある「マルチドメイン(独自ドメイン)」が無制限なだけではなく、「ディスク容量 」「メールアカウント数」「データベース登録数」もすべて無制限となっています。

もちろん、闇雲に無制限しているわけではなく、共用サーバーのため、サーバーの稼働状況に影響を与えるディスク、リソースの占有などが認められる場合、占有率の高いお客様へ不要ファイル・非稼動マル チドメインの削除などの連絡がくるそうです。

この辺の対応はやっぱり「共有サーバー」のそれですけど、CPIさんの話ではマルチドメインを取得したタイミングでサーバーを変えるなど、負荷分散の機能を標準で付けているそうなので、余程のことが無い限り警告はないと思われます(スパムの踏み台にされたら分からない)。

無制限とはいっても「見えない壁」が存在はしていますが、最初から「何件、何GB」と言われるよりも気持ちの余裕が違いますから、テストサイトや設定の確認などどんどん行えるのはいいと思います。

2、ドメインごとにグローバルIPアドレスを付与

ここが今回の座談会の中でももっとも盛り上がったところであり、CPIさんにとってもレンタルサーバーとしてのウリになっている点です。

ですので、もう一回大きく書きます^^
ドメインごとにグローバルIPアドレスを付与

通常レンタルサーバーは契約した時点でグローバルIPアドレスが付与され、その中でサイトを運営することになるのですが、CPIの場合はマルチドメインを追加する度にグローバルIPアドレスも追加されることになります。したがって、契約上では同一の契約になりますが、インターネット上では全く別物として扱われることになります。

イメージ的にはひとつの家をルームシェアして複数人で利用するのか、それぞれの部屋を独立した部屋として貸し出すかの違いかな、、、なんとなくですけど。

この辺の違いはネットワークに詳しい人なら「素晴らしい機能」だと感じると思いますが、知らない人、気にしない人にとっては「何がいいのかさっぱり…」だと思いますね、、、でも、実際にWebサイトの制作を請け負っていると「グローバルIPアドレスを変えるため」に新規契約をすることもあるので、マルチドメインの設定でグローバルIPを付与してくれるのは凄いことだと思います。

グローバルIPが付与されていることで一番わかりやすいメリットがすべてのドメインに独自のSSLを設定することが出来るようになること(一般的なマルチドメインの設定ではSSLを設定できるのは一番最初に契約したものだけになることが多いです)。これができることでマルチドメインのサイトを「サブサイト」ではなく「メインサイト」として普通に使うことができます。

新規申込とマルチドメインの追加によっていグローバルIPがどう付与されていくかのイメージ図(ドメインの箱ごとに管理画面も作られます)。
ip

3、ドメインごとに管理画面を設定

ここはグローバルIPアドレスの付与と関連してくるところですが、マルチドメインを設定した場合ドメインごとに管理画面が設定されるようになるそうです。

要は「Aドメイン」と「Bドメイン」ではアクセスする管理画面のURL自体が変わってくると。そうなると当然「Aドメイン」でログインした時に「Bドメイン」の内容を確認することはできなくなります。

1人で複数のサイトを運営している場合、サーバーにアクセスしたらすべてのドメインの管理を一気に行いたいというニーズもあるかと思いますが、CPIに関してはそれはできず複数のサイトを修正したい時は個別にログインする必要があります。

これは「好き嫌い」がくっきり分かれるところだと思いますし、実際座談会の中でも「面倒だね…」という声もありました。しかし、Web制作会社の視点でみると複数のサイトを同じサーバで運営していてもクライアントは別になっているため、管理画面も分かれていたほうが管理上「楽」になることは確かです。

個人複数の運営していたとしても、サーバーにアクセスする機会は初期設定の時がほとんどで、その後はあまりアクセスしないから気にならないでしょうし、サイトの更新にWordPressのようなCMSを使っていればサイトごとにアクセスするのは普通のことだと思いますけどね。

4、テストサイトも簡単に構築(スマートリリース)

ここから2つはシェアードプラン ACE01に標準で搭載されている機能「スマートリリース」の内容になります。

1つめが「テストサイト」の設定
test-site

とはいっても、面倒な手配は一切なく普通にシェアードプラン ACE01と契約するとテストサイトを自動的に構築してくれます。もちろん、同じCPIのシェアードプラン ACE01の中に作られるため、環境関連も全く同じものになっています。

そして、テストサイトから簡単に公開サイトにデータをアップロードする機能もあるので、テストサイトで内容の確認&動作検証を行った後、すぐに公開サイトにデータを反映することができます。しかも同一サーバ内ですしデータも共有されているため、間違ったファイルをアップロードしてしまう心配もありません。

請け負いで制作していると「テストサイト(=確認用のサイト)」の設定に苦労することがよくあるのですが、シェアードプラン ACE01であれば最初から付いているので「テストサイトの環境」について悩むことが全くないのはとても助かりますね。

5、自動バックアップシステム(スマートリリース)

「スマートリリース」の2つめは「自動バックアップ」のシステム。
backup

シェアードプラン ACE01では、ウェブ領域は30世代まで、データベースは10世代まで管理されていています。この世代を超えると古いバックアップは自動で削除されます。バックアップにはロック機能もあるので、リニューアル直前のデータを押さえておくこともできます。

またバックアップのタイミングは次の3つの設定が可能となっています。

・毎日深夜帯に自動でバックアップ
・サイト公開時に自動でバックアップ
・公開サイトからテストサイトへファイル転送時に自動でバックアップ

サイト運営のポリシー等にも変わってくるかと思いますけど、この3パターンがあれば変なヒューマンエラー以外でバックアップが取れていないという心配は無用になります。どれが最適な方法かは運営しているサイトによって変わってきますし、クライアントとのやり取りの中で決める手もあると思います。

バックアップの世代数もそうですが、テストサイトでの運用も行っていけば、安心してサイト運営を行うことができますね。また、座談会中にリストアのやり方を見せてもらいましたが、リストアも簡単に行えるのでサーバーの知識がない人でも問題なくできるはずです。

6、サポート体制の充実(電話サポート、メールサポートもあり)

ラストはサポート体制の充実。
格安のレンタルサーバーではサポート体制はWeb上のマニュアルとメールだけというところも多いですが、CPIでは専用のフリーコールも用意してサポート体制を作っています。

サポートの受付時間は「平日10:00~18:00」となっていて、土日の緊急時には厳しいのですが、一般的なWeb制作会社がメインで動いている時間はカバーしてくれているのは安心の一言です(メールでもいいんですけど、時間の問題とか言葉の問題とか何かと気を使うのも確か)。

また、月額900円(税別)のオプションを申し込むと「24時間36 日電話&メールサポート」も受けられるようになります。作業時間がどうしても遅くなる、もしくは休日対応も当然というクライアントを抱えている場合は申し込んでおくのもありだと思います。

金額的なことは確かにありますが、オプションとして用意されているだけでも他社と大きな違いになっています。

まとめ

長々とCPIのシェアードプラン ACE01の特徴を見てきましたが、グローバルIPアドレス(+SSL)とか「テストサイトの構築」とか「バックアップ」などWeb制作会社として請け負いで制作をしている時に心配になってくるポイントをしっかりとケアしてくれているのが最大の特徴になっていると思います。

そのため、Web制作会社の顔で見た場合に、使い勝手はもちろん長期運用するなかでの安心感が違ってみえます。また、サービス内容もはっきりしているので、レンタルサーバーの「提案」をする場合もアピールポイントが多くある点も良いですね。

これはCPIがどちらかと言うと「ビジネス向け」でレンタルサーバー事業を行ってきたからだといえます(CPIはビジネス向けに再販制度も持っているので、その辺のノウハウもかなり入っていると予測されます)。

ただ、唯一気になる点があるとしたら管理画面がちょっとわかりにくいところですね。

決して極端に使いにくいUIではありませんが、どうしても「慣れた人向け」のものになっているため、Web制作会社側ですべてコントロールできればいいのですが、クライアントの担当者に設定を任せるような場面では他社のUIが勝ってしまうケースがあります。

※Webサイトはともかく、メールアカウントの設定はクライアントにお任せするほうが効率がいいので。

管理画面に関しては座談会の中でも「もうちょっと何とか…」というお話をしていて、UIの見直しも考えているとの回答をもらっていますから、今日明日は無理としてのそれなりのタイミングでバージョンアップが図られる見込みとなっています。あくまでも予定は未定ですが…

Web制作会社の方はもちろんですが、企業で自社サイトを運営している担当者の方にもCPIのシェアードプラン ACE01はお勧めできるレンタルサーバーだと思いますよ(あと、アフィリエイターで複数のサイトを運営していてサーバーの管理が面倒になっている人も^^)

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