CANON IXY 1とIXY 3で迷った時のキーポイントはタッチパネルとWi-Fi

2012-10-30［デジカメ］

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CANONのコンパクトスリムモデルのデジカメの中にIXY 1とIXY 3という、姿形が瓜二つの機種があります（残念ながら同じ色はない模様）。

Canon photographer with Canon EF 500mm f/4L IS USM Super Telephoto Lens / mikebaird

形は一緒なんですが価格はアマゾンで見ると1万円近い差があり、なんでこんな差があるのか気になってちょっと調べてみました（って自分がそろそろデジカメの買い替えを考えていたからだったりします^^）。

最大の違いは液晶サイズとWi-Fi対応

結論から書くと、上位機種となるIXY 1にあって下位機種のIXY 3との最大の違いは「液晶サイズ」と「Wi-Fi対応」の2つです。

まあ液晶サイズの違いといっても、IXY 1が3.2型ワイド液晶、IXY 3が3.0型液晶とそのサイズはそんなに違わないですが、IXY 1の液晶はタッチパネル式になっていて、タッチシャッターなどの操作ができるようになっています。

もう一つの違い「Wi-Fi」に関しては詳しく書くこともないと思います。

とりあえず、IXY 1とIXY 3の違いを表にまとめてみました。

	IXY 1	IXY 3
液晶サイズ	3.2型ワイドTFTカラー液晶	3.0型TFTカラー液晶
タッチパネル	対応	非対応
Wi-Fi	対応	非対応

やっぱりここだけみると、IXY 3が可哀相なことになっていますが、実はカメラの基本性能に関してはこの2台は遜色ない（というかほとんど同じ）なので、その辺も確認してみたいと思います。

IXY 1とIXY 3のカメラの基本性能

	IXY 1	IXY 3
カメラ部有効画素数	約1,010万画素
サイズ・タイプ、総画素数	1／2.3型高感度CMOS（裏面照射型）、約1,680万画素
焦点距離	4.0（W）-48.0mm（T）［28（W）-336mm(T）］
開放F値	F3.4（W）-F5.6（T）
構成枚数	12群14枚（両面非球面レンズ1枚、片面非球面UAレンズ1枚、片面非球面レンズ1枚）
光学ズーム倍率	12倍
デジタルズーム倍率	約4.0倍
撮影距離	オート：1cm～∞（W）／1m～∞（T）マクロ：1cm～50cm（W）
最短撮影距離時撮影範囲	［16：9時］27×15mm（W）／124×70mm（T）［3：2時］27×18mm（W）／124×83mm（T）［4：3時］27×20mm（W）／124×93mm（T）［1：1時］20×20mm（W）／93×93mm（T）
フォーカス制御	オートフォーカス：コンティニュアス、サーボAF（サーボAE追従）
測光方式	評価、中央部重点平均、スポット（中央固定、タッチAF時はAFフレーム連動）	評価、中央部重点平均、スポット（中央固定）
露出補正	±2段（1／3段ステップ）
ISO感度	オート、ISO100／200／400／800／1600／3200 （ローライトモード時は最高ISO6400まで可変）
ホワイトバランス	オート、太陽光、くもり、電球、蛍光灯、蛍光灯H、マニュアル
シャッタースピード	1～1／4000秒（オートモード） 15～1／4000秒（すべての撮影モードを合わせて）
絞り	F3.4-F6.3（W）、F5.6-F9.0（T）
ファイルフォーマット	DCF準拠、DPOF（Ver1.1）対応
記録媒体	microSDメモリーカード／microSDHCメモリーカード／microSDXCメモリーカード
起動時間	約2.2秒
電源	専用リチウムイオン充電池（NB-9L）［充電時間：約110分］
動作環境	温度：0～40℃、湿度10～90％
大きさ（幅・高さ・奥行き）	85.8×53.5×19.8mm	87.1×53.9×19.2mm
質量	約163g	約155g