レノボから11.6型のコンパクトノート「Lenovo S20」が登場！！でもなぜ今この仕様なのか

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レノボジャパンから新製品として11.6型のスタイリッシュなミニノートパソコン「Lenovo S20」が登場したと聞いて詳細を確認してみたのですが、正直なところ「新製品にしてなぜこの仕様になったのか…」と思うような内容でした。

すみません、写真は「ThinkPad x240s」です

もちろん決して「使えないレベル」でもなく、コスパが悪いわけでもないので普通に使えるとは思いますけど、レノボが出すコンパクトノートとしてはもう一声欲しいというのが正直な感想です（ThinkPadではないので致し方無いですが）。

なんていっても良くわからないでしょうから、スペックの確認と「ここがアップグレードされるといいのに」という点をまとめて見たいと思います。

Lenovo S20のスペック

Lenovo S20はカスタマイズできないため、ここで紹介するスペックは決め打ちになります。

	Lenovo S20	Offie付
プロセッサー	インテル Celeron プロセッサー N2830
初期導入OS	Windows 8.1 Update 64bit
ディスプレイ	11.6″ HD 光沢なし (内蔵カメラ付) 1366×768
グラフィック	インテル HD グラフィックス
メモリー	4.0GB PC3-10600 DDR3
ハード・ディスク・ドライブ	500GB 5400 回転
ネットワーク カード	802.11 b/g/n ワイヤレスLAN (Wi-Fi準拠)
Bluetooth	Bluetooth Version 4.0
オーディオ機能	Dolby Advanced Audio
保証	1 年
バッテリー	3セル Li-Ion システム・バッテリー
ソフトウェア	–	Microsoft Office Home & Business 2013
価格	55,620円	76,140円

※2014年7月6日確認時点

＜価格について＞
2014年7月6日確認時点では、E-クーポンコードが発行されていて、それを使うとそれぞれ「6,480円OFF」で購入することが可能です。一応計算すると通常モデルが「49,140円」、Office付きモデルが「69,660円」になります。

スペックだけ見ると少し前に流行った「ネットブック」を思い出す感じですね。

Lenovo S20のデザインはこんな感じ

Lenovo S20、ここのアップグレードが欲しい

スペックの確認をしたところで、本題とも言える「アップグレード」のところ。
ガッツリといくと、筐体以外全部と言いたいところですが、それを言ってしまうとコスト的なところで無理が出てくるので、コンパクトノートとして考えたところで次の2つを望みたいかな。

１、プロセッサー
Celeron N2830は決して古いプロセッサーではありませんが、インテルの「Core iシリーズ」と比較するとどうしてもパワー不足を感じてしまいます。ベースモデルはこれでもいいですけど、せめて「Core i3シリーズ」へのアップグレードの選択肢は欲しいところ。

２、ディスプレイ
11.6インチの小さいディスプレイは問題ないです。このサイズだからこその軽さもあると思いますので。しかし解像度が1366×768（FWXGA）というのはさすがに古さを感じますね。

特にLenovo S20では、オーディオに「Dolby Advanced Audio」を搭載し、映画鑑賞時の広がりのあるサラウンドオーディオを売りにしているのであれば1920×1080（Full-HD）はマストなような気がするんですよね…

この他でも、せっかく64bitのOSが標準搭載されているならメモリは8GBは選択したい、とかコンパクトノートなんだからSSDの選択肢があってもいいとか思ったりもしますが、この辺は後から交換しようと思えばできると思うので（筐体を見ていないの憶測ですが）、クリティカルな部分ではないと感じています。

などなど、少し勝手ことを書いてしまいましたし、多分この2つを実装すると今の5万円台で販売するのは難しくなると思いますが、レノボからの新製品として考えると、もう少しエッジの効いたもののほうがいいような気がしてなりません。

レノボ、、、というよりもThinkPadシリーズで本当の意味でモバイルに最適なマシンが登場するのを心待ちにしているのですが、現実は中々厳しいんですよね…

Lenovo S20