2010 FIFA ワールドカップ南アフリカ大会公式試合球「JABULANI(ジャブラニ)」

2009-12-08［身の回り│運動］

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組み合わせ抽選会も終わって、来年はついにワールドカップイヤーになりますが、2010 FIFA ワールドカップ南アフリカ大会公式試合球がアディダスから発表されましたね。

それが、この南アフリカ共和国の公用語で「祝杯」をあらわすJABULANI(ジャブラニ)です。

カラーデザインは南アフリカっぽいですが、サッカーボールらしくない凹凸のない平坦作りがポイントのようですね。

アディダスのワールドカップ公式球の歴史

アディダスが提供するワールドカップの公式球というと、アジア初のワールドカップ開催となった2002年日韓大会の時に登場した「FEVERNOVA」が記憶に新しいと思いますが、実は1970年のメキシコ大会から11大会連続で公式試合球を提供しているんですね・・・

最近子供がサッカーを始めて用具を買いにスポーツショップに結構行くようになったのですが、ボールも数多くのメーカーから出ているので、11大会連続というのはどれだけアディダスのボールの性能がいいのかがわかりますね。

アディダスの公式球は単に「ボール」というだけではなく、その大会もしくはその時の技術を象徴するようなネーミングがついています。そこで、1970年以降の大会名とボールのネーミングを見てみます。

1970年：メキシコ大会「TELSTER」
1974年：西ドイツ大会「TELSTERDURLAST」
1978年：アルゼンチン大会「TANGO」
1982年：スペイン大会「TANGO」
1986年：メキシコ大会「TANGO」
1990年：イタリア大会「ETRUSCO UNICO」
1994年：アメリカ大会「QUESTRA」
1998年：フランス大会「TRICOLORE」
2002年：日韓大会「FEVERNOVA」
2006年：ドイツ大会「TEAMGEIST」

2010年：南アフリカ大会「JABULANI(ジャブラニ)」

こうみると、TANGOが3大会連続使われているのが目立ちますね・・・でも同じTANGOでも1978年、1982年は天然皮革を使用していて、1986年からは人工皮革に変わっていて素材の進化があったようです。

ちなみに、デザインというかパーツの構成としては五角形と六角形の組み合わせが2002年まで使われていて、2006年の「TEAMGEIST」で始めてそのデザインに変化がありました。

※JABULANI(ジャブラニ)でも、レプリカは五角形と六角形の組み合わせです。

公式試合球：