LIFEBOOK UH90/Lは「IGZO」ディスプレイで広大な土地を手にした(ただし万能とはいえないかな)
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LIFEBOOK UHシリーズは薄型の筐体が魅力の富士通のウルトラブックなんですけど、その中でもっともハイスペックなモデルが、LIFEBOOK UH90/L(カスタムメイドモデルでは「LIFEBOOK WU1/L」)になります。
このマシンの最大の特徴は「3200×1800ドットという超高解像度ディスプレイ」を搭載していること。数字についてはあとで確認しまうけど解像度ではMacBook Proのレティナディスプレイより高解像度ですから「半端ない!!」というのが率直な感想ですね。
「IGZO」ディスプレイってそんなに凄いの?
解像度の数字を見せられても「?」な人も多いと思うので(ってこのブログを見ている人はわかってるか^^)、ざっくりとした比較画像を作ってみました。
一番大きな箱が今回レビューしているLIFEBOOK UH90/Lに搭載されているディスプレイの解像度で、3200×1800ドット(WQHD+ )になります。で、その下がパソコンに搭載されていると高解像度と言われているFull-HDの1920×1080ドット、一番小さいのが14インチのパソコンでは一般的な解像度1366×768ドット(FWXGA)になります。
その違いは一目瞭然ですね。
一般的な14インチパソコンで採用されているFWXGA(1366×768ドット)との違いを、単純に縦と横の差だけをみると次のようになります(総数でもいいんですけど、数字が大きくなって難しく感じますから辞めました)。
横:3200÷1366=2.34
縦:1800÷ 768=2.34
縦横比がFWXGAは若干違うので小数点第3位以下が微妙に違いますが、ともに2.34倍、、、もっとシンプルにいうと倍近く差があるということになります。
同じサイズのディスプレイの中に倍以上のものが表示できることになります(ドットの総数だと約5.4倍になりますけど…)。ちょっと難しくなったので、その辺の違いを写真で見てもらいたいと思います。
まずは、LIFEBOOK UH90/Lでブラウザを2ページ立ち上げ、それぞれにサイトを表示したところです。
(左がジャンクワードの森で右が富士通のサイトになります)
2ページを横に並べても横が切れることもないですし、高さも十分にあるため閲覧も問題なくできることがわかると思います。サンプルではブラウザを2つにしましたが、一般的な使い方では「ブラウザとエクセル」とか「ワードとエクセル」など複数のアプリを使うときに有効活用できそうですね。
次に自宅にある15.6インチディスプレイのノートパソコン「HP Pavilion Sleekbook 15-b100(解像度は1366×768ドット)」と同じページを表示した所です(フル画面表示にしてあります)。
HP Pavilion Sleekbook 15-b100は縦も横も余裕が無い感じですが、LIFEBOOK UH90/Lは余裕があるどころは空きスペースが広すぎて「寂しさ」すら感じてしまいます(笑
小難しい話もありますけど、LIFEBOOK UH90/Lは「IGZO」ディスプレイという機能を得たことで同じディスプレイでありながら、旧来型のノートパソコンに比べて広大な土地を手にすることに成功したといっても過言ではないと思います(同じ土地にマンションを建てた感覚か?)
解像度が高いことの弊害もありますよ
「IGZO」ディスプレイは高解像度だし、画面も綺麗なので今後普及してくれることが期待されるのですが、実際に使ってみて気になるところが若干あったのも事実なんですよね。なので、良い所だけではなく気になったところもピックアップしておきたいと思います。
1、文字が小さい
2、アイコンも小さい(デスクトップの)
3、マウスカーソルが小さくて動きが早い
いずれの項目にも共通しているのが「ディスプレイサイズが同じで高解像度にすると1ドットが物理的に小さくなる」ことですね。
シンプルに考えてディスプレイのサイズが変わっていないのにドットの数が増えれば、それだけ一つ一つの大きさは小さくなるのは当然のことになります。小さくなった分高精細な表現ができるのは確かなのですが、上の比較画面を見てもらってもわかるようにサイトの文字サイズは小さくなります。
同じ理由でアイコンたちも小さくなっていて、慣れないとクリックする場所を間違えてしまいます。ただWindows8のモダンUIは元々のアイコンが大きく作られているため、小さくなっているとはいってもタッチやクリックに支障はありませんでした。
マウスカーソル、、、、
これも解像度の影響で小さくなっています。そしてその小さい奴が広大なデスクトップをちょこまかと動くので、マウスカーソルの位置を見失うことが多々ありました。そんな時は迷わずタッチ操作してましたけど^^
文字もアイコンもマウスカーソルも設定で大きくすることもできますし、操作感は慣れてくれば違った印象を受けるとは思いますけど、高解像度の名前だけで選択するのはちょっとキケンな感じはします。特に視力が弱い人や加齢による視力の低下が危ぶまれる人(って俺もそろそろ片足突っ込んでるし)は要注意かな。
スペック的にはメインマシンとしてガンガン使うことも十分できると思いますけど、プロのカメラマンや写真集を制作する会社の現場でのモニターチェック用としても活躍の場がある気はします。ソフトウェアがあればその場で写真の加工をしても十分対応できるし。
ちょと特殊で贅沢な使い方ですけど、「IGZO」ディスプレイはそういったプロ中のプロの世界でこそ本領を発揮するパソコンだと思いますよ。
今回はカスタムメイドモデルの話は一切書いていませんが、LIFEBOOK UH90/Lを含むLIFEBOOK UHシリーズをカスタマイズして購入したい場合は富士通WEB MARTがおすすめです(スペックを選ぶことで安価で購入することが可能です)。
→ LIFEBOOK UHシリーズ
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