富士ゼロックススーパーカップ、サンフレッチェ広島VS柏レイソル戦観戦
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今年も昨年に引き続き、国立競技場で開催された富士ゼロックススーパーカップを観戦してきました。今年は昨年J1王者となったサンフレッチェ広島と天皇杯を制した柏レイソルの対戦に。
Jリーグの開幕が3月2日に控えているなかでの対戦となるため、チームとしての仕上がりも微妙なところがあって難しい試合だとは思いますが、両チームとも特徴と課題が見えた試合だったと思います。
昨年のレポートも読み返したのですが、昨年の対戦は柏レイソルVSFC東京だったので、柏レイソルは2年連続での富士ゼロックススーパーカップなんですよね、チーム力が安定してきている証拠かな。
サンフレッチェ広島、柏レイソルとのやはりサポーターたちはかなり熱く応援してましたね、特に広島サポは遠いにもかかわらず、たくさんの人がきていましたから広島の選手たちもかなり力をもらったんじゃないでしょうか。
試合展開は、どちらのチームもボールを持っていてもどこで攻撃のスイッチを入れるのかまだまだ探りながらという感じで、全体的にスローペースな感じでしたね。
特に柏は今年から新しく3バックに挑戦しているというものの、上から見ると左サイドハーフのジョルジ・ワグネルが低い位置にいることが多く、実質4バックに見える時間帯が多かったかな。
攻撃の起点ともなるジョルジ・ワグネルが低い位置にいるため、ボールを奪ってからの切り替えが遅くて速攻の形が作れない展開が多かったように思えます。ただ近藤、増島、鈴木の3バックはさすがに強力で守備のブロック自体は堅い印象はありました。
で、、、、
試合が動いたのは前半の29分、左サイドに抜け出した青山が上げたクロスをセンターバックの水本がすらし、そのボールを佐藤がダイレクトボレー、ゴールポストに当たるものそのままゴールに吸い込まれ先制！
あまりの展開の早さに一瞬何が起こったかわからないくらい「あっという間」のゴールシーンでした。
正直このゴールまでは、両チームとも硬さが目立ちシュートシーンも殆ど無かったのですが、このゴールで会場が一気にヒートアップしました。
このゴールは佐藤寿人の技術も凄いのは間違いないのですが、クロスを上げたのがボランチの青山で、それをスラしたのがセンターバックの水本という守備の人がゴール前に上がっていたことが何よりも凄い。チームとして連動した動きができていることの証明だと感じました。
特に水本はゴールシーン以外でも積極的な攻撃参加が見られましたし、守備でも安定感がかなりあったので今年は本当に調子がいいように感じます。青山も攻撃に移るときは必ずといっていいほどボールを触っていてゲームを作っている印象がありました。
一方の柏レイソルは、このゴール以外ではそれほど「危ないシーン」はなかったので、負けたとはいっても守備が悪かったという印象はありません。ただ前にも書いたように「攻撃に移るとき」の迫力にイマイチ欠けたかな。
ワントップのクレオにボールが収まらないのがひとつのポイントではありますが、クレオは細かく動いてボールを貰う動きを常にしていたので、受け手だけではなく出し手とのタイミングが問題のように感じました。
それでもセットプレイからゴールに迫るシーンも何度も作り出していたので、チームとして形が作られてくればやっぱり怖い存在になることは間違いないと思います。
ジョルジ・ワグネルのフリーキックのシーンを連写で
やたら長くなってしまいましたが、試合結果は佐藤寿人のゴールを守りきったサンフレッチェ広島が勝利！今年最初の栄冠を手に入れました！！
サンフレッチェ広島の選手及び、サポーターの皆様おめでとうございます！
ということで、富士ゼロックススーパーカップが終わるとついにJリーグも開幕を迎えます。
今年もtoto予想を続けていきますし、子供のサッカーも一段落つくのでJリーグの試合も何試合かは観に行きたいなと思っています。
あっ、余談ですけど、toto予想のサイト「蹴球ブログ」のデザインを大幅に替えて、今年は新蹴球ブログとして更新していきますので、こちらもよろしくお願いします。
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