ThinkPad Edge 11のベンチマークテスト

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レノボのEdgeシリーズの中でも最軽量マシン（質量は約1.5kg）、ThinkPad Edge 11をお借りすることができたので、まずは恒例（？）のベンチマークテストを行ってみました。

プロセッサーはインテントAMDが選択できるようになっていますが、お借りしたモデルはインテルの「Core i3 380UM プロセサー」を搭載したモデルとなります。

ベンチマークの結果の前に、ThinkPad Edge 11のスペックデータの確認です

CPUがCore i3という以外はそんなに真新しさがない感じなので、ベンチマークについてもこのCPUの性能がもろにでたといっていいかもしれません。

１回だと正確性に欠けるので、この後に2回、合計3回行ったテストを行いました。その時の結果と平均を出したものが次の表になります。

D2D（DirectDraw）、OGL（OpenGL）とグラフィック関連のスコアが低いのは、モバイルインテル HDグラフィックスの特徴でしょうね。ただGDI（グラフィックス）がいいので、少なくても2Dの描画能力に関しては悪くないと言えます。

また、その他のスコアは割といいので、全体としては割と高めのスコアになった感じです。

比較として少し古いデータになると思いますが、昨年チェックした「ThinkPad Edge 13」と同じ軽量モバイルのThinkPad X100eのベンチマークと比較した表がこちら。

項目	X100e	ThinkPad Edge13	ThinkPad Edge 11
Mark（総合）	24776	53123	63371
ALU（整数演算）	3064	11988	16806
FPU（不動小数点演算）	3027	11343	16001
MEM（メモリー速度）	10162	8634	12755
HDD（HDD速度）	9310	8658	10217
GDI（グラフィックス）	1298	4369	5710
D2D（DirectDraw）	1332	1766	843
OGL（OpenGL）	4155	6364	1093

比較対象にした、X100eもEdge13もプロセッサーがAMDのため、3Dグラフィックスのベンチマーク結果であるOGL（OpenGL）のスコアが良くなっているのが特徴的です。

ただ、3Dグラフィックスで差をつけれていても、総合ではEdge11が圧勝していいますから、いかにグラフィック以外の性能が良いかが分かる結果だといえます。

ThinkPad Edge 11のようにモバイルを目的としたサイズのノートパソコンで、3Dグラフィックスの性能を問われることは少ないですから、必要なところにしっかりとアプローチしているパソコンといっていいかもしれません。

ThinkPad Edge 11は44,940円から購入できます。ただし、プロセッサーをインテルにすると60,900円からに…
AMD版の比較をしていませんが、15000円追加で出す価値はあると思います。

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