フロントフェイスのヘアライン加工が綺麗な「HP ENVY 750-180jp/CT」

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性能もいいけど顔もいいのが日本HPの「HP ENVY 750-180jp/CT」
一昔前だと高性能パソコン＝デザインがイマイチでしたが、最近のパソコンは高性能のパソコンほどデザイン性も大事にしている傾向にあると感じています。

デザイン性といっても機能美を追求したもの、カラーリングやライトアップ効果などで独自の雰囲気纏ったものなど（日本HPだと少し前に販売していたOMENなど）がありますが、HP ENVY 750-180jp/CTは前者ですね。

パソコンは色々なパーツの組み合わせでできていて、そのコアな部分－CPUとかメモリとかストレージ－は共通化されているため、性能以外で個性を発揮することができません。しかしパソコンの外側になる「筐体」は各社独自のデザインで勝負できるためそこに差がでるわけですよ。

そしてパソコンの性能を決めるパーツ類はカスタマイズでアップグレードできますが（それなりにコストもかかるけど）、変えることができないのが「筐体（＝見た目）」になります。

もっとも筐体のデザイン次第では、強度が下がったり排熱性が悪くなり性能を落とす－最悪は熱暴走といってちゃんと動かなくなる－こともあるので、なんでもいいというわけにはいかないのが難しいところのようです。

そんなこんなはいいとしてHP ENVY 750-180jp/CTの話。
ヘアライン加工に仕上げたフロントフェイスは、決して押し出しは強くないですけど、できるヤツをしっかりとアピールした面構えになっています。

大き過ぎないサイズとも相まって、机の上において眺めながら使いたくなります。
HP ENVY 750-180jp/CT

最小構成でも十分なハイパワー

なんかデザイン的（というよりも単純な見た目）だけを褒めているようになっているので、HP ENVY 750-180jp/CTの性能もしっかりと確認しておきます。といっても日本HPのカスタマイズの幅は相変わらずの多さなので、最小構成のみ。

ハイエンドミニタワーの名の通り、最小構成でも必要十分なスペックを備えています。

予算的に余裕があるのであれば、CPUとメモリのアップグレードを考えても良いかもしれませんが普通の使い方ならこれで不満が出ることはないと思いますね。

その他だと、若干コストアップしてしまいますが、ストレージを256GBのSSDと1TBのHDDの2台搭載にするとスピード面とディスク容量の確保の両立が可能になりますのでオススメです（外付けHDDやNASがあればSSDのみの構成もありかな）。

HP ENVY 750-180jp/CTは標準では一般的な空冷クーラー（空気を送り込んで冷やす仕組み）になりますが、カスタマイズで水冷クーラー（水を循環させて冷やす仕組み）も選択できるようになっています。

ちなみに、お借りしたモデルでは水冷クーラーが搭載されていました。
HP ENVY 750-180jp/CT 水冷クーラー
わかりにくいですが、本体右下にパイプがあるのが水冷クーラーの証

空冷クーラーよりみ約25％以上の冷却効率がある（日本HPサイトより）と言われている水冷クーラーなので、負荷の高い動画編集や最近のデジタルカメラで撮影できるRAWデータの現像作業などを行う場合に有効ですが、金額が＋9,000円と高いのが難点になります。

予算次第という部分は否めませんけど、空冷クーラーでもある程度までなら対応できている－－すべてのゲーミングマシンが水冷クーラーになっていないし－－ので、負荷の高い作業をより安定した環境で使いたいヘビーユーザー向けのものかなと感じます。

水冷クーラーの選択はともかくとして、最小構成で109,800円（税抜き・送料別）と性能と比較してコストパフォーマンも高いマシンなので、超ハイスペックまでは必要としていないけど、価格重視のパソコンでは物足りない人（なんか中途半端な感じ）は選択肢として入れてもいいと思いますよ。

＜ターゲット的には……＞
・動画編集（意外と子供を撮ったものを編集する人も多い）
・デジタルカメラのデータ現像（RAWデータを扱えるカメラが増えている）
・Adobe系のグラフィックソフトをデザイナー
・オンラインゲーム

といった感じですかね。