ブロガーにお勧めのブログ系じゃない本3冊
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自分のフォロワーの回りではネットショップに関しての新刊の話題が多くなっていますが、ネットショップ運営者ではなくブロガーにお勧めしたい本の紹介です。
でも、タイトルどころか本文の中にも「ブログ」なんて言葉は出てこなくて、考え方について学べるものばかりなので単純なハウツー本ではないので、そのへんはご了承ください。
写真がそのまま本の紹介にはなっていますが、ある程度使う順番があるのでその順番で紹介したいと思います（写真では左から進みます）。
自由をつくる自在に生きる 著者：森博嗣
スカイ・クロラシリーズなどを書いている森博嗣さんが「自由」をテーマに書いた本で、独特の「切り口」と「突き放し感」があるため他の自己啓発書とは一線を画す内容になっています（押し付けがましくない）。
「自由」とは何か？
そんな当たり前のことを丁寧に綴っているのですが、とかく時間にとらわれることが中で「自分が何をしたいのか」を考えさせられます。
中心となるのは「まえがき」に書かれたことの2文
僕は「自由とはなんですか？」と問われたと、剣豪の刀の例で挙げた意味を答えている。あっさりと簡潔にいうと、「自在」あるいは「思うがまま」であり、ようするに「自分の思いどおりになること」である。
僕はずっと大学に勤めていた。学生の指導をするのが仕事だった。若い人たちに、「人生の目的とは、結局のところ、自由を獲得することだと思う」と何度も話した。そういう結論に達したのは、多分40歳ぐらいのときだっただろう。
＜ブロガー的には？＞
プロブロガーならともかく、大半の人は仕事、家庭をもちつつブログを書いていると思います。そんな人達が「なぜブログを書いているのか」であったり「時間の使い方」について改めて原点を考える機会になると思います。
ストーリーメーカー 著者：大塚英志
読むな、使え
ストーリーメーカーの帯にはそう書いてあります。この本はものすごく単純にいうと「Q&Aに答えると物語が作れる」本です。
個人的には最後まで試してはいませんが、なぜ「Q&Aに答えると物語が作れるのか」を説明しているところは、物語（創作）の紀元などにも触れられていて、非常に勉強になります。
ちなみに著者の大塚英志さんは、多重人格探偵サイコや黒鷺死体宅配便などの原作者でもあり、民俗学にも造詣が深い方です。物語をつくるベースを書いている「物語の体操」という本も書いています。
＜ブロガー的には？＞
ブログは「文章」と「写真」で見せることが多いのですが、特に悩んでいるというか難しいと聞くのは「文章」のほうだと思います。ストーリーメーカーでは物語（長編小説をイメージしてくれればOK）を作る仕組みを分析しているので、その過程を知ることで文章を書くハードルが一気に下がると思います。
ホメ渡部の「ホメる技術」7 著者：アンジャッシュ渡部健
この本はテレビ朝日系で放送されている、「お願い！ランキング」の1つのコーナーとして放送されていた（まだやっているかな？）、「ホメ渡部」の内容を書籍化したものです。
ホメ渡部、、、
簡単にいうとテレビに登場する様々な製品をアンジャッシュの渡部さんがとにかく褒めちぎるだけの内容なんですけど、「ホメるためには相手（製品）を知らないといけない」「相手がホメて欲しいところをイメージ」などハッとされられる内容が入っています。
要はホメるというと単におだてたり、おべんちゃらを言うだけに思われがちですが、そういった「勢い」だけじゃない部分の重要性を教えてくれます。
ちなみに、自分の中ではホメると相手も気持ちいいけどこっちも気持ちいいというのが大きなポイントだと感じた部分です。
＜ブロガー的には？＞
どちらかと言うと「レビュー系ブログ」を書いている人向けだと思いますが、単にホメるだけでも「必要な情報」というのは沢山あること、そして相手がいることを再認識することができると思います（ボキャブラリーが増えることは間違いないですね）。
ブロガーが書いた「ブログ系書籍」も勉強になるところは多いですが、それ以外の本でもブログに生かせることは沢山あると思うので、気になった方はぜひ読んでみていただけると嬉しいです。
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