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日本HPのデスクトップ「Pavilion」と「ENVY」どちらを選ぶ?【2016年2月編】

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2016年に入って、日本HPのデスクトップ機を3台(3ラインナップ)をレビューしたのですが、せっかく一気に3台レビューできたので、単体ではなく総合的にみたものをまとめておこうかと思います。
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世界を代表するPCメーカーでマーケティング上考えられたパソコンですから、それぞれ「ターゲット層が決まっている」ため、その違いをチェックできたらいいかなと。


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なお、Pavilionシリーズでレビューしたの「HP Pavilion 550-140jp/CT」は第6世代インテル Core プロセッサーを搭載していなくて、ENVYシリーズと比べたときにマイナスになってしまうので、第6世代を搭載している「HP Pavilion 550-240jp/CT」を見ることにします。

3機種のレビューを行いましたが、Slimlineシリーズは「省スペース型」でコストパフォーマン重視のシリーズになっているうえに、プロセッサーが第6世代ではないということも考えて、検証から外してあります(カスタマイズするといいところまで持っていけるんですけど……)。

もう一つ大事なこととして「B&O Play」に対応していない点もあります。
HP ENVY 750-180jp/CT
HP Pavilion 550-140jp/CT

ざっくりと「どっちを選ぶ」といっても基準がないといけないでしょうから、以下の2パターンでみることにします。

1、パフォーマンスは必要だけどコストも大事
2、動画編集等の重たい作業も快適にやりたい

1、ある程度のパフォーマンスは欲しいがコストも大事

パフォーマンスの定義が難しいところですが、感覚値として言えるのは、プロセッサーに「Core i5」をメモリを「8GB」搭載していれば、Adobe系のソフトや重めのWebアプリもそれほどストレスなく動作するのでここを基準にすればいいと考えています。

※Adobe系のソフトはプロセッサーよりもメモリが重要になるため、プロセッサーを「Core i7」にしてもメモリが「4GB」のままだと動作が遅いままです。

そんなところで、それぞれの構成と金額を確認。

Pavilion 550-240jp/CT ENVY 750-180jp/CT
OS Windows 10 Home (64bit)
プロセッサー Core i5 -6400 プロセッサー
メモリ 8GB(8GB×1)
グラフィックス インテル HD グラフィックス 530 NVIDIA GeForce GT 730
ストレージ 500GB HDD 1TB HDD
オプティカル DVDスーパーマルチドライブ
価格 84,300円 109,800円

※価格は配送料、消費税を含んでいません。
※キャンペーン期間によってはカスタマイズの価格が変わることがあります。

ENVY 750-180jp/CTは最小構成そのままですが、Pavilion 550-240jp/CTは若干のカスタマイズをしての構成になっています。

もし、ENVY 750-180jp/CTと同じスペックまで構成を上げた--グラフィックスとストレージをアップグレード--場合の価格は99,300円

スペック上揃えてもPavilion 550-240jp/CTのほうが安価で手に入れることができるので、このレベルのパソコンを購入する場合は、Pavilion 550-240jp/CTを選択したほうが賢明となります。

価格差は多分マザーボードのベースユニットの違いになるのかな。
ENVY 750-180jp/CTはプロセッサー冷却方式に「水冷クーラー」を選択することが可能になっているし、メモリも32GBまで対応しているので。

2、動画編集等の重たい作業も快適にやりたい

程々スペックではPavilion 550-240jp/CTに軍配が上がりましたが、いわゆるハイスペックモデルになった場合どうなるかという点でチェックしていきたいと思います。

ここでの基準点はプロセッサーに「Core i7」、メモリを「16GB」、それに加えてストレージに「SSD+HDD」(←アプリケーションの起動と反応を速くするため)を選択。また、安定稼働という視点も加味しています。

Pavilion 550-240jp/CT ENVY 750-180jp/CT
OS Windows 10 Home (64bit)
プロセッサー Core i7-6700プロセッサー
プロセッサー冷却 空冷クーラー 水冷クーラー
メモリ 16GB(8GB×1)
グラフィックス NVIDIA GeForce GT 730
ストレージ 256GB SSD
追加ストレージ 1TB HDD
オプティカル DVDスーパーマルチドライブ
価格 138,300円 163,800円

※価格は配送料、消費税を含んでいません。
※キャンペーン期間によってはカスタマイズの価格が変わることがあります。

ん、、、、
この構成でも、コストパフォーマンではPavilion 550-240jp/CTが上なのか!!
ENVY 750-180jp/CTは水冷クーラーの分で+8,000円ありますけど、これを引いたとしても価格差が逆転はしませんね。

SSDが選択できるものが違うため価格差がありますが(ENVY 750-180jp/CTのほうがハイスペック)、カスタマイズ部分の金額は変わっていないため、ベースユニットの価格差がそのままという感じになっています。

ただ、ENVY 750-180jp/CTを見ると「水冷クーラー」の搭載の他に、プロセッサーに上位モデルの「インテル Core i7-6700K」が選択可能、メモリが「32GB」まで対応、増設用ストレージが3台まで可能などこの先のカスタマイズができるのが強みといえます。

したがって、どっちを選ぶかの回答としては……

・ちょっとした動画編集やAdobe系のソフトを使って作業をすることがメインの人は「Pavilion 550-240jp/CT」を選択してカスタマイズしていく

・動画編集をメインでやったり3D系のソフトをガチで使う人は「ENVY 750-180jp/CT」を選択してカスタマイズしていく

となります。

にしても上位機種に目がいきがちですが、スタンダードモデルとか言っている「Pavilion 550-240jp/CT」もかなりできる子だということがわかりました。

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