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【EIZO】アフィリエイトイベントレポ:ナナオの歴史とこだわり編

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ここまでいわゆる普通の「セミナー」が続きましたがここからはEIZOさんによるEIZOの紹介に入ります。その第1弾はEIZOの梶川さんによる、ナナオの歴史とこだわりについてです。
EIZOの歴史

もちろん、セミナーも勉強になりましたが、今回はここからがメインディッシュです。


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まずは、梶川さんからナナオの歴史について・・・

と、その前にここでちょっと確認というか、EIZOとナナオの表記について整理をしておきます。

端的に書くと
ナナオ・・・会社名
EIZO・・・製品名(ブランド名)

となっています。

<注意>
以下の内容はイベントで聞いた話に補足を加える形でレポートしています。

EIZOとナナオ歴史を確認

株式会社ナナオの会社沿革をみると、1968年3月に羽咋電機株式会社を設立し、1973年1月に株式会社トギ電子製作所に商号変更、同年3月に株式会社ナナオに商号を変更し、現在に至っています。

EIZO本社の航空写真

EIZO 本社

1981年時のEIZO本社の航空写真

EIZO本社_1981

EIZO本社の正面

EIZO 本社

で、EIZOはどの辺からかというと、1985年5月にコンピュータ用CRTモニターを開発、生産し、自社ブランド「EIZO」で欧州向けに販売開始したのが始まりです・
EIZO の歴史

ちなみに、同年9月には北米向けにもコンピュータ用CRTモニターを販売開始していますが、そのブランド名はEIZOではなく「NANAO」となっています。

国内向けでは少し遅れて1991年に販売開始してます。国内向けのブランドは北米同様「NANAO」でした。

こんな感じで2ブランドを平行運用していましたが、1996年にブランドを「EIZO」と「NANAO」から「EIZO」ブランドに統一しました。

そうそう、EIZOは「映像」からきているようですよ。

1996年というと今から13年前ですか・・・
NANAOブランド時代でも液晶モニターは作っていたようですが(なんか闇歴史らしい)、まだ液晶モニターは商業ベースに乗っていなかった時代なので、NANAOブランドはCRTモニターという印象があります。

逆に、EIZOは液晶というイメージがるのは、ブランド統一のタイミングと市場の変化のせいなんですね。

EIZO以前のナナオ

順序が逆になっていますが、ブランド統一前のナナオは何をしていたかというと・・

1968年:ブラウン管の下請け製造(三菱とか)
EIZO の歴史

1978年:インベーダーゲームの製造(カラーモニターの製造)
    最初のカラー化はナナオが行った
    ラジカセにテレビが付いたテレカセの製造(ちょっと記憶がある)
EIZO の歴史

1981年:某商社と組んでパソコン用モニタを製造
    インベーダーブーム終焉後余ったブラウン管の再利用先として

1981年:能登地方から金沢(現在の場所)に移転
    当時の建物を現在も利用している

<余談>ほとんどの人が車通勤をしているので、年に1回「駐車場の場所決め抽選会」が行われていて、はずれを引くと会社まで相当の距離を歩くことになるので、みんな真剣らしい。
軽自動車枠は割と会社に近いところにあって、軽自動車に乗り換えを検討している人もいました。

1985年:初のモニタを製造
    前に書いたように、欧州向けにEIZO,アメリカ向けにNANAOブランドで展開

EIZO初の液晶モニター「FA-1020」

EIZO 歴史

当時はパソコンの性能が低く、モニタにデータを送れないことも多々あったため、グラフィックボードの開発にも力を入れていた。その結果ソフトウェアに関するノウハウも蓄積され、現在に活かされている。

1993年:液晶モニタ製造(FA-1020)
    10.4インチモデルながら、かなり高価になってしまい商業ベースには乗らなかった

そして、1996年にはブランドを統合してEIZOブランドになると

EIZOロゴの意味

多少余談的な部分ではありますが、今回初めてEIZOロゴの意味を聞かせて貰ったので、ここにメモとして書いておきます。ちなみに、EIZOロゴのデザインもC@T-one同様に川崎和男さんだそうです。

EIZOのロゴはこんな感じ

EIZOダイレクト

EIZOブランドロゴには、石川県に馴染み深い日本海「青」、白山山系「緑」降り積もる雪「白」がシンボライズされ、同時に製品の自然に対する配慮を表現しています。また、ロゴの「赤」は、社員ひとりひとりの情熱や使命感を表現しています。
そして、青色の部分の波は「日本海」、緑色のギザギザは「山」を表現しています。

今では、液晶モニターといえばEIZO、EIZOといえば液晶モニターと言われるくらいのブランド力を持っていると思いますが、このポジションを得るためには相当の苦労があったことが伺えます。

その一旦が、この次に書く「ナナオの色へのこだわり」や工場見学でわかった「製品に対するこだわり」だと思います。

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