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PENTAX K-3でシャッタースピードを手動設定する方法

2014-03-10[PENTAX K-3

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PENTAX K-3の設定ではすでに「絞り値(F値)」の設定方法を書いていて、これとまったく同じであればシャッタースピードの設定も書く必要がありませんが、微妙な違いがあったので設定方法を書いておきたいと思います。
シャッタースピードを変更
シャッタースピードを変えるとこんな写真が撮れます

設定方法の違いはほんと微妙な差なんですけど、実はこの違いがPENTAXのこだわりの結果になっていると思います。使っている時は「なぜ違う??」と疑問に感じていましたが、改めて取扱説明書を確認して納得した部分です。


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<設定しているPENTAX K-3について>
今回シャッタースピードの設定確認をしているPENTAX K-3はリコーイメージングのモニターでお借りしているものです。

露出モードダイアルは「Tv(シャッター優先)」に

シャッタースピードを設定するにはシャッタースピードを解放(要は設定できるように)することがまず必要なので、露出モードダイアルを「Tv(シャッター優先)」に設定します。
露出モードダイアルを「Tv(シャッター優先)」に

シャッタースピードを設定できるモードはこの他に「TAv(シャッター&絞り優先)」もありますが、これだとシャッタースピードもコントロールしなくてはならず、設定が難しくなってしまうので使わないほうが無難だと思います。

選択&前電子ダイアルで設定

露出モードを「Tv(シャッター優先)」に設定するとシャッタースピードと露出補正ができるようになります (背面液晶表示には設定変更ができるものが表示されるようになります)。

カメラ上部にある「+/-ボタン(露出補正ボタン)」を押すことで、絞り値と露出補正を交互に設定できるように移動します。背景が緑に反転しているほうが設定できるものになります。
PENTAX K-3 露出補正ボタン

シャッタースピード(1/xxxのように表示されているところ)が反転している時に前電子ダイアルを左右に回すとシャッタースピードを変更することができます。
Tv(シャッター優先)
前電子ダイアル

※絞り値(F値)の時は後電子ダイアルで設定しましたが、シャッタースピードは前電子ダイアルを使うのが一番の違いです。

<余談>
気づく人は気づくと思いますが、絞り値(F値)の設定の時とシャッタースピードの設定の時ではアイコンで表示される「電子ダイアル」の向きが逆になっているんですね。なのでここで前電子ダイアルか後電子ダイアルかの違いがわかるようになっています(取扱説明書を見ないとわかりにくい違いですが^^)
PENTAX k-3 設定変更時のアイコン

<シャッタースピードの表示について>

PENTAX K-3のシャッタースピードは「1/8000秒~30秒」まで範囲があります。この数値がそのままシャッターが開いている時間となりますが、ここで説明すると長くなるので割愛してディスプレイの表示についてだけ確認しておきます。

シャッタースピードが1秒よりも遅い場合の表示は「1/xxx」となるのでわかりやすくですが、1秒よりも長い場合「n”」と表示されるので見間違えのないようにしてください。
1秒以下の時の表示

絞り値(F値)の変更と比較して、シャッタースピードを変えて撮影するのは知識が必要になってきて、難しいものになると思いますが、シャッタースピードを理解できるて写真に反映させることができれば写真の「幅」も広がると思うので、気になる人はぜひ試してみてください。

使用しているレンズはこれ

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